2019年07月29日

男性型脱毛症(AGA)について AGAは治療により、症状が改善できる時代に

男性型脱毛症(AGA)に遺伝が関係していることは、はっきりしています。
特に母方家系の影響が大きいことが分かってきています。
これは男性ホルモンの働きのよるものとされています。

家系に全くAGAの方がいない人は、AGAになることはほとんどありません。
逆にAGAの方がいれば、将来、AGAになる可能性が高いです。

現在は男性ホルモンがどのようにAGAにかかわってきているかが、科学的に解明されています。
以前のブログにも書いたように、男性ホルモンは前頭部、頭頂部の髪の毛を薄くする一方で、体毛やひげを濃くすることが分かってきています。男性ホルモンは部位によって働き方が違います。

男性ホルモンの一種であるテストステロンは酵素の働きによって、ジヒドロステロン(DHT)に変化します。
このDHTという物質がAGAの原因、悪の根源です。
DHTは細胞内で受容体と結合すると、ひげには発育を促すシグナル、髪の毛には発育を抑制するシグナルを出します。遺伝の関与はこの受容体にあることまで分かってきています。

2005年12月にAGA治療薬として商品名:プロペシア(フィナステリド)が発売、この薬は男性ホルモンをDHTに変化させる酵素を阻害して、DHTの産生を減少させます。
DHTの産生減少により、髪の毛の発育を抑制するシグナルを出させないようにして、髪の毛が十分に育つ環境を作ることで、AGAの進行を抑えることができます。
この薬の登場でAGA治療を大きく前に進むことになりました。

また、2016年には同じ酵素を阻害する薬として、デュタステリドという薬も発売されました。
他にも、フィナステリドの後発品も登場して値段もお手頃になってきました。
それにより
AGA治療をするクリニックも増加、AGA診療を受ける方も増えてきています。

岡部医院でもここ数年でAGA診療を受けられる患者さんは増加傾向です。
AGAは治療により、症状改善が期待できる時代です。
岡部医院院長 岡部誠之介
ネット予約も行なっています。

メールで
AGA診療、フィナステリド、デュタステリドについての相談も受付しています。
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posted by okabeiin at 10:19| AGA(男性型脱毛症)

糖尿病の治療薬の進歩

糖尿病の治療薬は
2009年のDPP-4阻害薬の発売とその後の新しい薬の発売によって、かなり変化しました。

DPP-4阻害薬その後もいろんな種類の薬が発売され、1日1回の内服、週に1回の内服でOKな薬もあります。
低血糖の心配がない、副作用が少ない、高齢の方でも使用できるので、この薬の発売で実際の臨床現場での糖尿病治療は大きく変わった思います。

同じころにGLP-1受容体作動薬の注射剤も販売開始になりました。
この薬も週に1回の製剤が発売されるなどして、在宅医療などでも使いやすい薬です。
胃からの食物排泄速度を遅くする、食欲中枢に作用して食べ過ぎないようになる効果もあるそうです。
体重減少作用も報告されています。

他にも
2014年にはSGLT2阻害薬といって、尿に過剰な糖分を出す(腎臓での糖の再吸収を抑制)する薬が発売されました。この薬の最初は脱水などの副作用が心配されていましたが、思っていたよりも副作用は少なく、血糖値を下げるだけではなく、他にも糖尿病の合併症のリスクを下げるなど、良い作用があるのではないかと考えられています。

さらには
GLP-1受容体作動薬の内服薬が海外では販売、日本でも販売されるのではないかと聞いていましたが、承認申請が7/24にされたそうです。1日1回の服用で、同剤が承認されれば、初の経口投与タイプのGLP-1受容体作動薬となります。
新しい薬は薬の機序や副作用、海外での承認の有無などに注意する必要がありますが、この薬が販売されたら、糖尿病治療もまた進化するのではないかと考えます。

ただ、薬がどんなに進歩しても、基本は食事療法・運動療法です。
甘いものの食べ過ぎ、最近では甘い飲み物が要注意だと考えてます。野菜ジュースも血糖値が上がるので要注意です。
早食いをしない、野菜から食べて、最後に炭水化物にする。
よく歩く、運動をする、長時間座らない。
なども重要なことだといえるでしょう。
岡部医院院長 岡部誠之介

posted by okabeiin at 10:19| 岡部医院

AGA診療のQ&A よくある質問

フィナステリドについてのQ&A
・飲み始めると、どのように症状が改善していきますか?
治療効果は抜け毛が減ったかが目安になり、半年間内服をしてもらって効果判定します。
個人差はありますが、3,4ヵ月でうぶ毛が太くなり、伸びる、髪の質が変わってくるなどの症状の改善を感じる方が多いです。
ここで効果のある方は薬が効いている(レスポンダー)ということなので、1年ぐらいするとより効果を実感できるようになります。

・服用時間は何時にすればいいですか?
食事の影響は受けないので、いつでも服用可能です。
毎日決まった時間に内服すると忘れないので、決まった時間に内服することを推奨します。

・実際の効果はどれぐらいなのですか?
正直に答えますと、フサフサに生えてくるというよりも、抜け毛が少なくなった、ボリュームが出てきた、髪が太くなったと感じられる方が多いです。効果を感じてもらえた方は継続して通院、治療を継続されています。1ヵ月、2か月では何も変わらない事が多いので、半年間は頑張って治療を継続してもらうよう勧めています。

・診療に時間はかかりますか?
初診時には問診票の記入、診察、AGAについての説明、薬の説明などさせていただきます。
再診時には平均10分程度で受付、診察、会計まで終わるようにしています。
薬は院内処方ですので、治療は院内で全て完結します。

・岡部医院でのAGA診療の特徴は何ですか?
薬は院内処方ですので、治療は院内で全て完結します。薬代以外の料金は発生しません。
フィナステリドは200円(税込)、デュタステリドは300円(税込)です。

また、AGA診療以外にも高血圧、糖尿病などの内科疾患の診療、睡眠時無呼吸症候群の検査、治療も行っています。
特に内科では様々な症状を診療します。専門医受診が必要と判断した場合、適切な診療、治療が受けられるように病院・医院の紹介、紹介状の作成、予約を行います。
かかりつけ医として、何でもお気軽にご相談ください。
メールで
AGA診療、フィナステリド、デュタステリドについての相談も受付しています。


岡部医院院長 岡部誠之介
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posted by okabeiin at 08:32| AGA(男性型脱毛症)

2019年07月25日

食事の食べ方 食べ順について

以前から食事の食べ順についてアドバイスをしていましたが、最近、食べる順番と血糖値の変化が関係していることがわかってきました。野菜からよく噛んでゆっくり食べて、次に肉、魚のメインのおかず(タンパク質)を食べ、最後に炭水化物(パン、ごはん、そば、うどんなど)を食べるようにしましょう。野菜から食べることで野菜に含まれている食物繊維の働きにより、血糖値の急上昇を抑えることができます。また、食物繊維をよく噛んで食べると満腹感が得られ、食べ過ぎも防げます。炭水化物しかない食事の場合は野菜を追加して、野菜から食べるようにしてください。

野菜から食べることで食後血糖の上昇が抑制され、HbA1cが低下することも報告されています。

また、早食いが良くない事も論文などで報告されています。
早食いをする人は
一般的に若く
BMIが高く
二十歳以降の体重増加、1年以内に体重が3kg以上の変動が起こりやすい
という結果が出たようです。

また、早食いは、糖尿病の発症するリスクが高くなる、年齢、体重、体重変化率、血圧、喫煙、およびアルコール摂取を含む複数の要因を修正した後もそのリスクは認められたと報告されています。

早食いには要注意です。
食事をすると、レプチンというホルモンが満腹中枢にはたらきかけ、食欲を抑えます。このレプチンは食事を始めてから20分ほど時間がたたないと働かないため、それまでは満腹感が得られず、食べ過ぎてしまうことがあります。よくかんでゆっくり食べることが重要です。

「言うは易く行うは難し」
やれる範囲で自分でもやってみます。
岡部医院院長 岡部誠之介


posted by okabeiin at 11:19| 岡部医院

痛風 高尿酸血症について

血液中の尿酸値が7mg/dl以上の事を高尿酸血症といい、尿酸値が高いほど、痛風発作が起こる可能性が高いです。

最近では今後、高血圧になる可能性の高い人は、尿酸値の値も高い、慢性腎臓病の悪化が進行しやすい人は尿酸値も高い、という報告があります。

痛風になったことがある人は尿酸値を6mg/dl未満以下にコントロールすることが、発作予防に推奨されています。痛風発作の好発部位は足の親指の付け根です。その場所が朝起きた時から腫れて痛い、毎日お酒を飲む、男性の場合はまず痛風発作を疑います。

痛風発作が疑われる場合は、まず医院受診をお勧めします。

痛風発作と診断後は腎機能に応じて炎症を抑える、痛みを抑える薬を使い分けます。ステロイドなども使用することがあります

痛風発作の痛みのピークは約2、3日と言われています。十分な飲水指導、安静、禁酒で炎症が治まるのを待って、その後は尿酸値をみながら尿酸を下げる薬を使います。
発作が十分に治まって(2週間ぐらい)から、尿酸値を下げる薬を少量ずつ使用します。
尿酸値は6mg/dl未満にコントロールすることが推奨されます。

痛風発作が起きているときは禁酒してください。また、尿酸値を下げる薬を使っているときに痛風発作が起きた場合は原則として、薬は中止せずに消炎鎮痛剤を使用して炎症を抑える治療をします。

経過中に痛風発作が再発することもある(3か月で3割ぐらいの方が再発)ので、生活習慣にも注意をしてもらいつつ、尿酸値を急激に下げすぎないように注意をします。
岡部医院院長 岡部誠之介
posted by okabeiin at 07:58| 高尿酸血症、痛風