2021年10月20日

岡部医院でのインフルエンザ予防接種料金は4400円(税込)です。

2021年 10/25 18時30分
供給不足により予約は中止しました。
予約再開したらお知らせします。11月になったら納入されると思いますが詳細はまたお知らせします。


岡部医院での
インフルエンザ予防接種
料金は4400円(税込)です。

予約日から2週間以内の予約しか受付はできません。

2週間以上先の予約は受付はできません。ご了承ください。

人数、日付けの指定のない予約は予約にはならないので、予約受付はできません。

また、3歳未満の接種については薬の量が異なるので接種をしていません。

料金は4400円(税込)です。

インフルエンザ予防接種のネット予約は受付していません。
診療時間内に電話もしくは窓口での予約をお願いします。

諸外国では9歳以上はインフルワクチンは1回の接種でも良いと報告があります。
接種歴やリスクなどを考慮して、日本でも保護者と相談の上で、医師の判断でそのような対応で問題ないのではないかと私は考えています。日本では13歳未満は必ず2回接種、強制というわけではありません。費用対効果も考える必要があります。

岡部医院院長 岡部誠之介

下記は参考資料
厚生労働省のホームページより
インフルエンザワクチンの接種回数について 以下は抜粋
・ワクチンは1回接種でよいでしょうか?
[1]13歳以上の方は、1回接種を原則としています。
ワクチンの添付文書には「13歳以上のものは1回または2回注射」と記載されていますが、健康な成人の方や基礎疾患(慢性疾患)のある方を対象に行われた研究から、インフルエンザワクチン0.5mLの1回接種で、2回接種と同等の抗体価の上昇が得られるとの報告があります。      
[2]13歳未満の方は、2回接種です。
1回接種後よりも2回接種後の方がより高い抗体価の上昇が得られることから、日本ではインフルエンザワクチンの接種量及び接種回数は次のとおりとなっています。
なお、1回目の接種時に12歳で2回目の接種時に13歳になっていた場合でも、12歳として考えて2回目の接種を行っていただいて差し支えありません。
- (1)6カ月以上3歳未満の方 1回0.25mL 2回接種
- (2)3歳以上13歳未満の方 1回0.5mL 2回接種
[3]諸外国の状況について、世界保健機関(WHO)においては、ワクチン(不活化ワクチンに限る。)の用法において、9歳以上の小児及び健康成人に対しては「1回注射」が適切である旨、見解を示しています。   
また、米国予防接種諮問委員会(US-ACIP)も、9歳以上(「月齢6ヶ月から8歳の小児」以外)の者は「1回注射」とする旨を示しています。

インフルエンザワクチンの効果について
インフルエンザワクチンには、この「発病」を抑える効果が一定程度認められていますが、麻しんや風しんワクチンで認められているような高い発病予防効果を期待することはできません。発病後、多くの方は1週間程度で回復しますが、中には肺炎や脳症等の重い合併症が現れ、入院治療を必要とする方や死亡される方もいます。これをインフルエンザの「重症化」といいます。特に基礎疾患のある方や高齢の方では重症化する可能性が高いと考えられています。
インフルエンザワクチンの最も大きな効果は、「重症化」を予防することです。
国内の研究によれば、65歳以上の高齢者福祉施設に入所している高齢者については34〜55%の発病を阻止し、82%の死亡を阻止する効果があったとされています。

インフルエンザワクチンの効果の発現と持続時間には個人差があります。
一般的にはインフルエンザワクチン接種後2週間目頃から5カ月間程度効果が持続するとされています。

大事なことは流行する前に接種をすることです。早めに接種することを推奨します。

岡部医院院長 岡部誠之介
posted by okabeiin at 11:54| 岡部医院

B 10/20は(10と20で)頭髪の日なのでブログ更新 AGA診療の質問箱 初期脱毛について

ミノキシジルの使用を開始した際に、ごくまれに「初期脱毛」が起こることがあります。
初期脱毛とは、新しい髪の毛が十分に成長するまでの間、一時的に抜け毛が増えてしまう現象のことです。髪の毛の成長にとって必要なことですが、薬の作用で抜け毛の増加が起こるため不安を感じる方も少なくありません。
また、初期脱毛には個人差があり、抜ける量が少ない方もいれば多い方もいます。一般的に初期脱毛はミノキシジルの使用を開始してから約2週間〜8週間ほどで起こることが多く、その後ヘアサイクルが安定すると共に脱毛は減少していきます。

もう少し詳しく説明すると
頭皮には通常約10万本の発毛があり、その90%が活動期、10%が休止期にあり。毎日約100本程度の休止期の毛髪が抜けます。この発毛サイクルはさまざまなホルモン、サイトカイン、免疫、栄養状態、季節変動、年齢の影響を受ける。※AGAの特徴は頭頂部から男性では前頭部から頭頂部にかけて脱毛するのが特徴

ミノキシジルの薬の作用によって、休止期にあった毛包が成長期に入るため、古い頭髪が抜けているのであって、やがて成長した頭髪になります。心配しなくても大丈夫です。

頭皮が痒い、フケがたくさん出る、頭部を掻くと髪の毛がぬけるなどの症状は頭皮の炎症で抜けている可能性もあるので医師にご相談ください。

一方、@フィナステリド Aデュタステリドについては
AGAの原因をDHT(ジヒドロテストステロン)を抑制するのが@とAです。

テストステロンからDHTに変換する酵素を阻害するのが@とAです。
酵素にはT型とU型があって
@フィナステリドはU型だけ阻害します。
AデュタステリドはT型、U型の両方を阻害します。

@とAは正常なヘアサイクルに戻す、成長期の髪の毛をちゃんと成長させるイメージです。
休止期の髪の毛に影響はほとんどないといえるので、初期脱毛が起こることはないです。
@とAを飲み始めて初期脱毛が起きた場合には
・AGA以外の病気の可能性
・季節変動などと重なった可能性
・頭皮の炎症の可能性
などを考えます。

フィナステリド、デュタステリドの副反応で初期脱毛が起きる、起きたとは考えません。

岡部医院院長 岡部誠之介 
posted by okabeiin at 10:02| 岡部医院

A 10/20は(10と20で)頭髪の日なのでブログ更新 Aデュタステリド内服について ガイドラインより抜粋

推奨度:A(男性型脱毛症)、D(女性型脱毛症)
推奨文:男性型脱毛症にはデュタステリド内服を行うよう強く勧める(推奨度A)
一方,女性型脱毛症には行うべきではない(禁忌:絶対にやってはいけない)

症例数が最も多い本邦を含めた国際臨床試験で,
デュタステリド 0.5 mg/日とフィナステリド1 mg/日を用いた,917名の男性被験者を対象とした観察期間 6カ月のランダム化比較試験において、全毛髪数と毛直径の増加についてはデュタステリドの方が優れた効果を示したが,直径 60 μm 以上の硬毛数では両者間に有意な差がなかった.

さらに,頭頂部および前頭部の写真評価のため,著明悪化−3 から著明改善+3の 7 ポイントスコアリングが行われ,治験担当者のスコアリングでは両群間に有意な差はなかったが,3 名のエキスパートパネルによる評価ではデュタステリドの方が優れた効果を示した.
しかし,その点数差は頭頂部では 0.14,前頭部では 0.24 とわずかなものであった.したがって,両者の効果差については今後さらなる検討を要する.

国内で実施されたデュタステリド 0.5 mg/日を用いた,120 名の男性被験者を対象とした観察期間 52 週間の非ランダム化試験において,直径 30 μm 以上の非軟毛数,硬毛数,非軟毛直径が 52 週に各々 13.5/cm2,15.2/cm2,6.5 nm 増加した.
皮膚科医のパネル 3 名による頭頂の写真評価(7 ポイントスコアリング)では,
26 週に 1.34,52 週に 1.50 といずれもベースラインより有意に毛量が増加した.
しかし,26週から 52 週にかけて有意な改善があったかどうかは統計学的に明らかではない.

デュタステリドの副作用に関して,前述の国際臨床試験において37),
有害事象頻度はリビドー減少 3.3%,インポテンツ 5.4%,射精障害 3.3%,
韓国の 712 例,平均観察期間 204.7 日の市販後調査39)では,
リビドー減少 1.3%,インポテンツ 1%,射精障害 0.1%であった.
他方,前述の国内非ランダム化試験(120 例,52 週間)38)では,
リビドー減少 8.3%,インポテンツ 11.7%,射精障害 5.0%と比較的高率であった。

以上より,投与にあたっては添付文書の記載をよく読んだ上で,性機能障害を含めた副作用についても十分な説明と同意が必要である。

また,デュタステリドを投与中の男性型脱毛症患者において,前立腺癌診断の目的で血清PSA 濃度を測定する場合は,2 倍した値を目安として評価すべきである。
さらに,フィナステリド同様,妊婦に投与すると DHTの低下により男子胎児の生殖器官等の正常発育に影響を及ぼすおそれがあり女性への投与は禁忌である。

以上のように,男性型脱毛症に対するデュタステリド内服の発毛効果に関して,高い水準の根拠があるので,内服療法を行うよう強く勧める.他方,女性型脱毛症には内服療法を行うべきではない.

とガイドラインに記載されています。

実際に臨床での使用経験としてはフィナステリドで効果があまり感じられないという人に、デュタステリドに切り替えた場合に効果を実感できたという人は何例も経験していますが、すべての症例でデュタステリドが有用であるという事ではないと考えます。
AGAの進行度、年齢などで薬剤を使い分けていくのが良いと考えます。

デュタステリドについて注意することとしては
・副反応の発現がフィナステリドより高いという報告がある。
(実臨床ではあまり実感はない)
・半減期(血中の薬の成分の濃度が半減するまでの時間)が長いので、薬の成分が身体に長く残る。
(これにより効果発現が早いともいえる)
などがあります。

AGA診療を何年も行っていて思うのが、個別に薬剤は選択して治療をする、最低半年は治療をしないと効果は出ないので、無理のない範囲での治療を推奨する。
このあたりが重要なのではないかと考えます。

一部のAGA専門クリニックなどではカウンセラーが問診、治療方針などを決めて、バイト医師が承認だけをする事があるようです。
診断、治療、効果の判定に医師があまり関わらない場合は副作用の判定や治療に対しての責任が曖昧になる可能性があります。いつでも経験のある同じ医師が診療をするというのはどんな病気においても重要なことです。

岡部医院院長 岡部誠之介
posted by okabeiin at 09:44| 岡部医院

@ 10/20は(10と20で)頭髪の日なのでブログ更新 AGAについて 日本医師会雑誌 第150巻・特別号(2)より引用 改変

日本医師会雑誌 第150巻・特別号(2)より引用 改変

脱毛症には毛の脱落による数的現象と、毛の細小化により発毛量が減少してみえる軟毛化が含まれる。
頭皮には通常約10万本の発毛があり、その90%が活動期、10%が休止期にあり。毎日約100本程度の休止期の毛髪が抜ける。
この発毛サイクルはさまざまなホルモン、サイトカイン、免疫、栄養状態、季節変動、年齢の影響を受ける。
※AGAの特徴は頭頂部から男性では前頭部から頭頂部にかけて脱毛するのが特徴

男性型脱毛症(AGA)
程度の差はあるが50歳以上の男性の約50%、更年期女性の約40%にAGAを認め、特に男性は加齢とともに頻度が増加する.AGAは遺伝的素因や男性ホルモン量の影響を受け、人種差がありる。アジア人は比較的頻度が低い。
※アジア人の場合は黒髪と肌の色のコントラストがあるのでAGAが目立つ

男性ホルモンは顎髭、陰部などのアンドロゲン感受性部位では毛嚢の拡大を示す一方で、頭皮では毛髪の発育を抑制し、成長期の短縮作用を示す。局所でのDHT(ジヒドロテストステロン)への変換を担う5α還元酵素の活性は、前頭部>頭頂部で高く、脱毛症と関連する。
AGAの場合、男性では前頭部から頭頂部にかけて脱毛し、ハミルトン・ノーウッド (Hamilton-Norwood) スケールで分類される。

治療について
AGAに対しては下記の治療を検討する
外用薬
ミノキシジル
ATP応答性カリウムチャネルを開放して、血管拡張作用、血流増加作用を示す。
男性の約30%で発毛効果を認める。7%でほてり、痒み、発赤などの副反応を認める。

内服薬
フィナステリド 選択的U型5α還元酵素阻害薬
テストステロンからDHTへの変換を抑制する。
フィナステリド内服とミノキシジル外用の併用両方は単剤治療よりも有効性が高いと言われている。
約1%で女性化乳房、リビドーの低下、勃起障害、射精量の低下を生じる。
一般的に重篤な副反応は少ないとされているが、ごくまれにうつ病、筋委縮、骨粗しょう症、性機能障害が生じることがある。

岡部医院院長 岡部誠之介 引用 改変
posted by okabeiin at 09:37| 岡部医院