2022年04月30日

@フィナステリドorAデュタステリドの内服がAGA治療の基礎、ベースの治療です。

@フィナステリドorAデュタステリドの内服がAGA治療の基礎、ベースの治療です。
ベースの薬剤であるフィナステリド、デュタステリドの処方は医師にしか行うことができません。

岡部医院では下記の処方をしています。診察料はありません。
@フィナステリド1錠 国内ジェネリック薬200円
Aデュタステリド1錠 175円
Bミノキシジル7% 外用薬6490円(約1ヵ月分)
Cミノキシジル5mg 内服薬1錠150円
(100錠単位)1日1錠で100日分

他にも岡部医院では高血圧、脂質異常症、脂肪肝、睡眠時無呼吸症候群などの内科疾患も診察と治療を行っています。

AGAと内科疾患の両方の治療を受けられる方もいます。

AGA治療と内科疾患の両方とも岡部医院にご相談ください。
岡部医院院長 岡部誠之介
posted by okabeiin at 10:38| 岡部医院

2022年04月21日

整形外科、脳神経内科の専門医外来の予定

基本的に
第3土曜日は整形外科外来
第4土曜日は脳神経内科外来
をやっています。
医師の都合等で日時の変更がありますので、詳しくはお問い合わせください。

4、5月の
専門医外来予定

5/21の土曜日
整形外科外来


4/23、5/28の土曜日
脳神経内科外来


の予定です。

ネット予約も是非ご利用ください。

新規の患者さんは住所、生年月日もご記入ください。
紹介状をお持ちの方は紹介状を持参してください。
お薬手帳がある方はお薬手帳も持参してください。

ネット予約はこちらから

posted by okabeiin at 08:38| 岡部医院

2022年04月20日

5α還元酵素阻害薬について もう一度調べてみました

杏林製薬 ドクターサロン63巻8月号(7. 2019)より

5α還元酵素とは、主に精巣で産生されるテストステロンを、より効果が強力なジヒドロテストステロン
(DHT)に変換させる酵素です。5α還元酵素には、少なくともタイプ1とタイプ2の2種類があることが知られていて、タイプ1は皮膚、肝臓などに存在しており、タイプ2は皮膚、肝臓のほかにも、前立腺など男性の生殖器に存在します。

5α還元酵素阻害薬は、この酵素の働きを阻害することによってテストステロンからDHTへの変換をブ
ロックして、DHTの濃度を低下させます。
このことにより頭皮において男性ホルモンによる脱毛を抑制するほかに、1年間の投与で約30%ぐらい前立腺の体積が減少すると報告されています。

現在、フィナステリドという薬剤とデュタステリドという薬剤が市販されていて、フィナステリドは男性型脱毛症の治療薬、デュタステリドは前立腺肥大症に対して用いられるほか、前立腺肥大症に対する薬剤と異なる商品名で、男性型脱毛症の治療薬としても用いられています。

5α-還元酵素阻害薬を投与すると、当然血中のDHT濃度はおよそ90%低下するといわれています。一方
で血中のテストステロン濃度は、約20%増加します。この理由として、一部は確かにDHT濃度の低下によるネガティブフィードバック機構も考えられていますが、そのほかにもテストステロンの変換、代謝自体の減少などの要因もあるとされていまして、その正確な機序は不明な部分もあります。

5α還元酵素を投与しても、すでに述べたように、テストステロンの濃度自体はむしろ増加することもあって、その影響は皮膚や前立腺など、5α-還元酵素が多く存在する組織や臓器に限られ、全身的な影響はないとされています。

副作用としては
比較的多いものとしては、性欲の減退、勃起機能の低下、いわゆるEDですね。そのほかにも、乳房痛や乳房の腫脹などがあげられます。また、DHTは胎児における男性生殖器の形成に必須ですので、小児はもちろんのこと、妊娠の可能性のある女性は服用しないこととされています。

まとめると
・5α還元酵素には、少なくともタイプ1とタイプ2の2種類があることが知られていて、タイプ1は皮膚、肝臓などに存在しており、タイプ2は皮膚、肝臓のほかにも、前立腺など男性の生殖器に存在する。

・U型のみ阻害するのがフィナステリド、T型、U型両方とも阻害するのがデュタステリド

・5α還元酵素は当然血中のDHT濃度はおよそ90%低下するといわれている。一方で血中のテストステロン濃度は、約20%増加する。テストステロンは増加するというのがポイント。

・5α還元酵素を投与しても、すでに述べたように、テストステロンの濃度自体はむしろ増加する
こともあって、その影響は皮膚や前立腺など、5α-還元酵素が多く存在する組織や臓器に限られ、全身的な影響はないとされている。5α-還元酵素を投与しても、すでに述べたように、テストステロンの濃度自体はむしろ増加することもあって、その影響は皮膚や前立腺など、5α-還元酵素が多く存在する組織や臓器に限られ、全身的な影響はないとされています。局所的に働くと見てよいと思われる。

ということがいえると思います。

デュタステリドはT型も阻害するので肝臓などでのDHTの産生は減る可能性がありますが、それが悪影響を及ぼす可能性は低いと考えます。
もし、デュタステリドに肝機能障害の副作用頻度がフィナステリドより多いのならば副作用頻度の差が出てくると考えますが、デュタステリド、フィナステリドともに肝機能障害の副作用頻度はかなり少ない、副作用頻度不明となっています。

また、デュタステリドは前立腺肥大症の症状の改善で使われることがあります。フィナステリドよりも幅広く使用されていて、高齢者にも使用することあります。それらの使用症例でも重篤な副作用の頻度が多いと報告はされていません。

下記より引用
https://www.kyorin-pharm.co.jp/prodinfo/useful/doctorsalon/upload_docs/190863-1-26.pdf






posted by okabeiin at 10:58| 岡部医院

AGA治療をシンプルに考えてみる

AGA診療をシンプルに考えてみると

・20歳以上の男性で薄毛、抜け毛がある

@AGA診療に興味がある、AGA診療をしたい
↓はい いいえの場合は経過をみる
AAGA診療を豊富に行っている医院に相談をする
↓はい いいえの場合は市販のミノキシジル外用液などで経過をみる
B治療内容などに納得して自分の生活の無理のない範囲でやれそう
↓はい いいえの場合は治療内容、価格などを各医療機関で比べてみる
C治療をしてみて効果や副反応を観察する
↓問題なし 問題ありの場合は医師と相談して今後の治療方針を検討する
継続して治療をする

上記のようにシンプルに考えていただくのが良いかと思います。

AGAの内服薬を医師の指示の元で使用することで大きな問題が起こることはほとんどないです。

ただ、内服薬を飲む事がリスクゼロで絶対に安全である、絶対に問題が起きることはないと言い切ることは不可能です。それは医療ではありえないことです。
飛行機や車の運転などでも絶対に安全、ゼロリスクであるとは言えないのと同じことです。

内服薬以外にもAGA治療のガイドラインでは
・ミノキシジル外用薬 推奨度A
・自毛植毛術     推奨度B
・アデノシン外用   推奨度B
・ケトコナゾール外用 推奨度C1
などがあります。
これらの治療でも副作用はあります。
ゼロリスクではありませんが、検討しても良い治療と言えます。
posted by okabeiin at 08:39| 岡部医院

デュタステリドの副作用に関して 2017年ガイドラインより引用

・デュタステリドの副作用に関して 2017年ガイドラインより引用
国際臨床試験(917例)において有害事象頻度は
リビドー減少 3.3%、インポテンツ 5.4%、射精障害 3.3%
韓国の(712例)、平均観察期間 204.7日の市販後調査では
リビドー減少 1.3%、インポテンツ 1%、射精障害 0.1%
他方、前述の国内非ランダム化試験(120例)では、
リビドー減少 8.3%,インポテンツ 11.7%, 射精障害 5.0%
と比較的高率であった。以上より,投与にあたっては添付文書の記載をよく読んだ上で、性機能障害を含めた副作用についても十分な説明と同意が必要である。
・フィナステリドの副作用に関して 2010年ガイドラインより引用
国内臨床試験において 1 年間のフィナステリド 1mg内服により、
2.9%に勃起機能不全,射精障害,精液量減少など性機能障害が出現したが、その頻度はプラセボ群と有意な差はなかった。
重要な副作用として、頻度は明らかではないが、まれに肝機能障害があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行う。

上記の研究を元に考えてみると、
フィナステリドでは2.9%に勃起機能不全,射精障害,精液量減少など性機能障害が出現したが、プラセボ群(偽薬)と有意な差はありませんでした。つまりは薬の作用だけではなく、薬を飲んだプラセボ効果も関係することが分かります。

デュタステリドについては国内の非ランダム化試験の結果は副作用の頻度が比較的効率に出ています。
しかしながら、120症例と少ないデータ、プラセボとの比較がないので、デュタステリドの方が副作用の頻度が多い可能性があるぐらいしか言えないと思います。

また、フィナステリド、デュタステリドともに重要な副作用として、頻度は明らかではないが、まれに肝機能障害があらわれることがあります。過度の飲酒(1日ビール500ml以上)は避けた方が良いと考えます。

まとめると
性機能障害の副作用頻度
フィナステリドは2.9%(偽薬と有意差なし)
デュタステリドはそれよりも数%多い可能性がある

フィナステリド、デュタステリドともに重要な副作用として、頻度は明らかではないが、まれに肝機能障害があらわれることがある。両者とも頻度不明なのでデュタステリドの方が肝機能障害の副作用が多いという事ではない。

と考察されます。

また、これらの薬でうつ病になる、不眠症になるというのは証明はされていません。

AGA治療をしていた人がうつ病や不眠症になったら、それらが全て薬の影響だということにはなりません。

薬の副作用などが心配の場合には一か月単位での受診、処方などで経過をみていく、医師の指示に従って内服をしていただければ問題となる事はほとんどないです。それは他の疾患の治療などでも同じことが言えると思います。それが医師の仕事です。

岡部医院では実際にフィナステリド、デュタステリドをそれぞれ長期にわたり処方しています。
臨床の医師としての私見ですが、フィナステリド、デュタステリドの副作用の頻度について差を感じることはありません。

岡部医院院長 岡部誠之介

posted by okabeiin at 08:18| 岡部医院