2023年11月15日

漢方という名前は江戸時代についた名前です。

漢方という名前は江戸時代についた名前です。
その頃には中国由来の医学が日本で独自に発展していましたが、特に名前などはありませんでした。

日本は鎖国の時代でオランダから西洋医学が入ってきて、それを蘭方と呼んでいました。
蘭方と日本独自の医学を分けるために、日本独自の医学を漢方という名前がつけられました。

日本の漢方医学は日本独自のものといってよいでしょう。
また、日本では西洋医学を学んだ医師が漢方の処方ができます。
診断は西洋医学、症状の緩和に西洋医学が効果がないときに、漢方薬を使う事ができます。

西洋医学の歴史だけが日本医学の歴史ではないです。

岡部医院院長 岡部誠之介
posted by okabeiin at 17:38| 漢方内科