電子カルテになるべく会話的な要素を入れることにしました。
音声認識機能を使えば、患者さんとの会話を記録して、その記録を自動で残してくれます。
患者さんの顔を見て会話をしながら、診察ができます。
最近の音声認識機能は、かなり進化をしています。
音声認識と手動で文章を直せば、かなりよいカルテ記載ができます。
なるべく患者さんの言葉で会話をカルテに残す事は良い診療につながるのではないかと思いました。
ちなみに、今の文章も音声認識機能で入力をしています。
会話の中で、状態の変化や他の病気の可能性なども自然な形で聞いていこうと思います。
2024年01月20日
電子カルテになるべく会話的な要素を入れることにしました
posted by okabeiin at 13:31| 岡部医院
2024年01月19日
医療機関への受診に抵抗を感じる理由はいくつか考えられます。
医療機関への受診に抵抗を感じる理由はいくつか考えられます。
例えば、以下のような理由があげられます。
1. 就業時間中の受診が難しいため
仕事が忙しかったり、休暇を取ることが難しかったりするため、受診ができない場合があります。
2. 経済的な負担
医療費が高額になるため、経済的な負担を感じる場合があります。
3. 長時間の待ち時間
待ち時間が長く、時間がかかることがあるため、受診に抵抗を感じる場合があります。
4. 医療機関、医師への不信感
過去に不快な経験をしたため、医療機関への不信感を持っている場合があります。
また、宗教上の理由で医療機関、医師への不信感も持っている場合もあります。
以上のような理由があげられます。
しかし、健康を維持するためには、定期的な受診が必要です。
受診が難しい場合には、予約を取ることや休暇を取ることができるように調整するなど、自分自身で対策を考えて対応することが大切です。
医師として上記の理由を分析してみたいと思います
1. 就業時間中の受診が難しいため
岡部医院は月曜日、水曜日は夕方の診察、土曜日の午前の診察を行っています。
予約などをして受診をしていただければ良いと思います。
また、労働時間は週に40時間以内という労働基準があります。それに従うことが健康のためには重要です。過重労働を避ける、見直すことも重要です。
2. 経済的な負担
経済的な負担についてはジェネリック薬の使用や通院の時に相談をしていただくことで、良い提案をできる可能性があります。どんなことでもお気軽に相談をしてください。
3. 長時間の待ち時間
待ち時間については予約をする、混雑をしている総合病院などにはいかないで、地域のかかりつけ医を持つなどで改善できることがあります。
どんな病気、どんな症状でも総合病院、大学病院に受診をしようと考える人がいます。総合病院、大学病院はかかりつけ医の機能はありません。
初診で総合病院、大学病院に受診をして待ち時間が長くなるのは当然のことのように思います。
4. 医療機関への不信感
これについてですが、他の医療機関、違う医療機関に受診をすることで解決することだと考えます。
ある医療機関で過去に不快な経験をしたからと言って、それは個別の医療機関の話です。
他の医療機関で同じような不快な経験をする可能性は少ないと考えます。
また、どこの医療機関でも不快な経験をするという場合には、何か他に原因がある可能性もあります。
まずは、気軽に相談できる、自分の理解者、共感者となるかかりつけ医を持つことをお勧めします。
高血圧症、糖尿病と診断を受けているが、治療をしていない方は
なぜそのような状況になっているかを考えてみてください。
理由があれば、解決方法、改善方法があると考えます。
また、年末年始に実家などにかえってみて、両親の様子が前と違うな、何か身体がしんどそうだとか異常を感じて、健康診断や医療にも受診をしていない場合は岡部医院を受診してみてください。
身長、体重を測定、いろんな話を聞きながら血圧を測定したり、病気の疑いがあれば、検査など行います。
岡部医院院長 岡部誠之介
例えば、以下のような理由があげられます。
1. 就業時間中の受診が難しいため
仕事が忙しかったり、休暇を取ることが難しかったりするため、受診ができない場合があります。
2. 経済的な負担
医療費が高額になるため、経済的な負担を感じる場合があります。
3. 長時間の待ち時間
待ち時間が長く、時間がかかることがあるため、受診に抵抗を感じる場合があります。
4. 医療機関、医師への不信感
過去に不快な経験をしたため、医療機関への不信感を持っている場合があります。
また、宗教上の理由で医療機関、医師への不信感も持っている場合もあります。
以上のような理由があげられます。
しかし、健康を維持するためには、定期的な受診が必要です。
受診が難しい場合には、予約を取ることや休暇を取ることができるように調整するなど、自分自身で対策を考えて対応することが大切です。
医師として上記の理由を分析してみたいと思います
1. 就業時間中の受診が難しいため
岡部医院は月曜日、水曜日は夕方の診察、土曜日の午前の診察を行っています。
予約などをして受診をしていただければ良いと思います。
また、労働時間は週に40時間以内という労働基準があります。それに従うことが健康のためには重要です。過重労働を避ける、見直すことも重要です。
2. 経済的な負担
経済的な負担についてはジェネリック薬の使用や通院の時に相談をしていただくことで、良い提案をできる可能性があります。どんなことでもお気軽に相談をしてください。
3. 長時間の待ち時間
待ち時間については予約をする、混雑をしている総合病院などにはいかないで、地域のかかりつけ医を持つなどで改善できることがあります。
どんな病気、どんな症状でも総合病院、大学病院に受診をしようと考える人がいます。総合病院、大学病院はかかりつけ医の機能はありません。
初診で総合病院、大学病院に受診をして待ち時間が長くなるのは当然のことのように思います。
4. 医療機関への不信感
これについてですが、他の医療機関、違う医療機関に受診をすることで解決することだと考えます。
ある医療機関で過去に不快な経験をしたからと言って、それは個別の医療機関の話です。
他の医療機関で同じような不快な経験をする可能性は少ないと考えます。
また、どこの医療機関でも不快な経験をするという場合には、何か他に原因がある可能性もあります。
まずは、気軽に相談できる、自分の理解者、共感者となるかかりつけ医を持つことをお勧めします。
高血圧症、糖尿病と診断を受けているが、治療をしていない方は
なぜそのような状況になっているかを考えてみてください。
理由があれば、解決方法、改善方法があると考えます。
また、年末年始に実家などにかえってみて、両親の様子が前と違うな、何か身体がしんどそうだとか異常を感じて、健康診断や医療にも受診をしていない場合は岡部医院を受診してみてください。
身長、体重を測定、いろんな話を聞きながら血圧を測定したり、病気の疑いがあれば、検査など行います。
岡部医院院長 岡部誠之介
posted by okabeiin at 08:38| 岡部医院
心不全とNTproBNPについて
心不全とは心臓の機能が低下している状態を指します。
急に心機能が低下した場合(急性心不全)と普段から持続的に心機能が低下している場合(慢性心不全)の2つに大別できます。
心不全になる原因は心筋梗塞・不整脈・弁膜症など多くのものがあります。
主な症状は息切れ・身体のだるさ・食欲低下・呼吸困難感・むくみなどになります。
症状と身体所見に加えて、画像検査・血液検査・心電図検査・心臓エコー検査を用いて診断します。
岡部医院では採血で主にNTproBNPという採血をして、心不全の有無を調べています。
脱水症や利尿薬の影響で数値が高くなることがあります。
NTproBNP検査とは、心臓から分泌されるホルモンの一種である“NTproBNP”の値を採血によって調べる検査です。
NTproBNPは、心臓機能が低下して心臓の負担が大きくなるほど(その重症度に応じて)血液中に多く分泌され、数値が高くなります。
そのため、NTproBNP検査は心不全の早期発見に役立つと考えられています。
現在までかなりの人数のNTproBNPの値を調べてきました。患者さんの腎機能、急性の炎症、慢性心房細動などのファクターによってこの値は上下するのですが、高い値が出ている場合には精密検査とNTproBNPの採血での経時的変化を追っていくことが重要だと考えています。
高血圧症で心臓に負担がかかっている症例でNTproBNPが上昇している症例があります。その場合には精密検査をしたほうが良いです。
また、心不全と言われたことがある人でもNTproBNPが正常範囲内の方などがいます。
その場合、現在は心不全状態ではないと言えます。
要はNTproBNPを調べれば心不全の有無を判断できるのに、調べもしないで医師が心不全かもなどと診断するのはいい加減な診断と言えます。
採血データは後から数字が変化することはありません、データは人間の記憶や感情に左右されない数値です。
採血データで自分の健康管理をすることを推奨します。採血データも継時的変化など印刷をして岡部医院では渡しています。自分の採血データは大切に保管しておきましょう。
岡部医院 岡部誠之介
ちなみに岡部誠之介のNTproBNPのデータは
2023 5/12は31
2022 8/5は26
でした。電子カルテの記録を調べれば3分以内にカルテ検索、採血結果で調べることができます。
急に心機能が低下した場合(急性心不全)と普段から持続的に心機能が低下している場合(慢性心不全)の2つに大別できます。
心不全になる原因は心筋梗塞・不整脈・弁膜症など多くのものがあります。
主な症状は息切れ・身体のだるさ・食欲低下・呼吸困難感・むくみなどになります。
症状と身体所見に加えて、画像検査・血液検査・心電図検査・心臓エコー検査を用いて診断します。
岡部医院では採血で主にNTproBNPという採血をして、心不全の有無を調べています。
脱水症や利尿薬の影響で数値が高くなることがあります。
NTproBNP検査とは、心臓から分泌されるホルモンの一種である“NTproBNP”の値を採血によって調べる検査です。
NTproBNPは、心臓機能が低下して心臓の負担が大きくなるほど(その重症度に応じて)血液中に多く分泌され、数値が高くなります。
そのため、NTproBNP検査は心不全の早期発見に役立つと考えられています。
現在までかなりの人数のNTproBNPの値を調べてきました。患者さんの腎機能、急性の炎症、慢性心房細動などのファクターによってこの値は上下するのですが、高い値が出ている場合には精密検査とNTproBNPの採血での経時的変化を追っていくことが重要だと考えています。
高血圧症で心臓に負担がかかっている症例でNTproBNPが上昇している症例があります。その場合には精密検査をしたほうが良いです。
また、心不全と言われたことがある人でもNTproBNPが正常範囲内の方などがいます。
その場合、現在は心不全状態ではないと言えます。
要はNTproBNPを調べれば心不全の有無を判断できるのに、調べもしないで医師が心不全かもなどと診断するのはいい加減な診断と言えます。
採血データは後から数字が変化することはありません、データは人間の記憶や感情に左右されない数値です。
採血データで自分の健康管理をすることを推奨します。採血データも継時的変化など印刷をして岡部医院では渡しています。自分の採血データは大切に保管しておきましょう。
岡部医院 岡部誠之介
ちなみに岡部誠之介のNTproBNPのデータは
2023 5/12は31
2022 8/5は26
でした。電子カルテの記録を調べれば3分以内にカルテ検索、採血結果で調べることができます。
posted by okabeiin at 08:26| 岡部医院
2024年01月09日
風邪薬について
風邪薬について
風邪薬は対処薬と呼ばれるもので
咳、鼻水、発熱、関節痛、咽頭痛などに対してそれらの症状を和らげるために処方する薬です。
岡部医院ですと
咳ならアスベリン、レスプレンなどの処方、漢方ならツムラ55などを処方します。
鼻水ならフェキソフェナジン、ピーエイ錠などの処方、漢方ならツムラ19、ツムラ55を処方します。
発熱、関節痛、咽頭痛には消炎鎮痛薬、解熱鎮痛薬、トローチ、ツムラ109などを処方します。
風邪をひいたときにPL顆粒、ピーエイ錠など処方されたことがある人もいるかもしれませんが、それらの薬は消炎鎮痛作用、抗ヒスタミン作用のある薬とカフェインが入っている総合感冒剤です。
それらの薬には咳止めは入ってないので、咳が出ている人にPL顆粒だけを処方するというのは良くないです。なんでもPL顆粒を処方する医師は思考停止している医師なので気を付けた方が良いです。
患者さんと相談してちゃんと症状に合った薬をだすことが重要です。
岡部医院の風邪薬の処方は西洋薬、漢方を組み合わせて処方するので、独自の処方ともいえます。
岡部医院院長 岡部誠之介
風邪薬は対処薬と呼ばれるもので
咳、鼻水、発熱、関節痛、咽頭痛などに対してそれらの症状を和らげるために処方する薬です。
岡部医院ですと
咳ならアスベリン、レスプレンなどの処方、漢方ならツムラ55などを処方します。
鼻水ならフェキソフェナジン、ピーエイ錠などの処方、漢方ならツムラ19、ツムラ55を処方します。
発熱、関節痛、咽頭痛には消炎鎮痛薬、解熱鎮痛薬、トローチ、ツムラ109などを処方します。
風邪をひいたときにPL顆粒、ピーエイ錠など処方されたことがある人もいるかもしれませんが、それらの薬は消炎鎮痛作用、抗ヒスタミン作用のある薬とカフェインが入っている総合感冒剤です。
それらの薬には咳止めは入ってないので、咳が出ている人にPL顆粒だけを処方するというのは良くないです。なんでもPL顆粒を処方する医師は思考停止している医師なので気を付けた方が良いです。
患者さんと相談してちゃんと症状に合った薬をだすことが重要です。
岡部医院の風邪薬の処方は西洋薬、漢方を組み合わせて処方するので、独自の処方ともいえます。
岡部医院院長 岡部誠之介
posted by okabeiin at 10:21| 岡部医院
採血検査など検査についての私見
血液検査データはその時点での血液検査データですので、過去と比較することなどによって、いろいろ分かることがあります。
データは数字なので、それをどう分析するかが重要です。
例えば、腎臓の機能はCr(クレアチニン)という値でおおまかに分かります。
私は腎臓が悪いと言う患者さんでも、Crが正常値でも低い方の場合はそこまで腎機能は悪くないと考えます。
Crが高い患者さんは腎機能が悪いと考えますが、患者さんは今まで一度も言われたことがないと言われることもあります。
また、血中のカリウム濃度も重要です。カリウム濃度が高くなると、不整脈、心臓が止まる事があります。
カリウム濃度が正常値の上の方、正常値より高い場合は、カリウム濃度を上げる薬は要注意、原則中止します。
カリウム濃度を上げる薬の飲んでいる患者さんは定期的に採血をした方が良いでしょう。
人の記憶は曖昧なもので、記憶よりも記録、血液検査データは後から数字が変わることはないので、自分の血液検査データは大切に保管しておきましょう。
岡部医院では血液検査データは過去と比較したものを印刷して患者さんに渡すようにしています。
採血検査、レントゲン検査、心電図検査はどこのクリニックでもすぐにできる検査です。
検査をして異常があるか、ないかを調べることが正しい診断、治療への道になります。
残念ながら
心臓の音だけ、肺の音だけで診断や治療ができるというのは遠い昔の迷信に近いです。
検査をあまりしない医療というのはあまり良い医療とは言えません。
現代の医療においては推奨されない行為です。
採血検査など数値に残る、後から比べることができる検査をすることを推奨します。
検査が正常であるという事は正常であったと分かることなので、とても意義深いです。
岡部医院院長 岡部誠之介
データは数字なので、それをどう分析するかが重要です。
例えば、腎臓の機能はCr(クレアチニン)という値でおおまかに分かります。
私は腎臓が悪いと言う患者さんでも、Crが正常値でも低い方の場合はそこまで腎機能は悪くないと考えます。
Crが高い患者さんは腎機能が悪いと考えますが、患者さんは今まで一度も言われたことがないと言われることもあります。
また、血中のカリウム濃度も重要です。カリウム濃度が高くなると、不整脈、心臓が止まる事があります。
カリウム濃度が正常値の上の方、正常値より高い場合は、カリウム濃度を上げる薬は要注意、原則中止します。
カリウム濃度を上げる薬の飲んでいる患者さんは定期的に採血をした方が良いでしょう。
人の記憶は曖昧なもので、記憶よりも記録、血液検査データは後から数字が変わることはないので、自分の血液検査データは大切に保管しておきましょう。
岡部医院では血液検査データは過去と比較したものを印刷して患者さんに渡すようにしています。
採血検査、レントゲン検査、心電図検査はどこのクリニックでもすぐにできる検査です。
検査をして異常があるか、ないかを調べることが正しい診断、治療への道になります。
残念ながら
心臓の音だけ、肺の音だけで診断や治療ができるというのは遠い昔の迷信に近いです。
検査をあまりしない医療というのはあまり良い医療とは言えません。
現代の医療においては推奨されない行為です。
採血検査など数値に残る、後から比べることができる検査をすることを推奨します。
検査が正常であるという事は正常であったと分かることなので、とても意義深いです。
岡部医院院長 岡部誠之介
posted by okabeiin at 10:18| 岡部医院