岡部医院では、漢方外来も行っています。
西洋薬ではなかなか症状が改善しない、または処方できる薬がないときには、漢方薬の出番です。
日本の医師は大学で西洋医学を学んだ上で、保険診療で漢方薬を処方することができます。
つまり、西洋医学と東洋医学のハイブリッド治療が可能です。
両方の良いところを組み合わせることで、患者さんの症状改善や生活の質の向上を目指しています。
私の考える漢方治療のスタンス
漢方薬は西洋医学を補う治療法です。
悪性腫瘍(がん)や精神疾患などを、漢方薬だけで治すことは難しいと考えています。
一方で、西洋医学の治療を続けながら、漢方でサポートするのはとても良い方法です。
たとえば次のような症状のときに、漢方薬を併用することがあります。
よく使う漢方薬の一例
• 食欲がないとき
六君子湯(りっくんしとう)、補中益気湯(ほちゅうえっきとう)
• 寝つきが悪いとき
抑肝散(よくかんさん)、加味帰脾湯(かみきひとう)
• イライラする、気持ちが落ち着かないとき
抑肝散、柴胡桂枝湯(さいこけいしとう)
安全に漢方を使うために
漢方薬にも副作用があります。
もし何か体調の変化があればすぐに中止し、診察を受けるようにしています。
基本的には2週間に1度の診察で、効果や体調の変化を確認します。
西洋医学と東洋医学の良いところをバランスよく取り入れることが、最も現実的で安全な治療だと考えています。
症状に合わせて、無理のない範囲で漢方を取り入れてみましょう。
#岡部医院 #漢方外来 #漢方治療 #保険で漢方 #西洋医学と東洋医学 #ハイブリッド治療 #抑肝散 #補中益気湯 #六君子湯 #柴胡桂枝湯 #更年期 #自律神経 #体質改善 #名古屋漢方 #犬山漢方 #漢方薬のある暮らし