通所サービス(デイケア、デイサービス)は家から出てリハビリや社会との関わりを持つことでその人、家族の地域での暮らしを見守るためにあるものです。最初は利用に抵抗のある方もいるかもしれませんがその人に合った利用人数、頻度、スタッフ、施設の雰囲気であれば喜ばれる方が多いです。また、家で介護をしている家族も時間ができることで心の余裕ができる方が多いです。
以前に見学をして本人が行きたくないなど拒否をしたことがあっても時間が過ぎてから声をかけて利用を勧めるとうまくいくケースもあります。自宅で一人で過ごすことが本人の希望だからといってそれを続けることがいいことであると私は思いません。利用を納得してもらうポイントは医療者の力を借りることが大事なのではないでしょうか。私はそういった方には診察の時に家にいるより外に出てリハビリしましょうと声をかけています。医師に治療の一つとして言われると納得される方もいます。最近は認知症予防、進行抑制に非薬物治療としてデイケア、デイサービスがいいという報告もあります。認知症予防、治療のためと声をかけるのも大事だと思います。
それでうまくいかないケースもありますがそういうときはまた時間が過ぎてから同じようことをすることが大事だと思います。一番好ましくないのは家で一人にしておくこと、社会と交流がない状態です。
岡部医院院長 岡部誠之介(認知症サポート医)
2025年07月10日
通所サービス(デイケア、デイサービス)の利用について
posted by okabeiin at 17:25| 住宅型有料老人ホーム SARA(サラ)