アジアにおけるAGA(男性型脱毛)診療ガイドラインというものがあります。男性ではフィナステリド内服はA、デュタステリド内服はBの推奨度になっています。
ただし、このガイドラインは2013年のものなのでデュタステリドの推奨度は今は限りなくAに近くなっていると考えます。
日本人のAGA男性801例を対象としたプロペシア(フィナステリド)長期投与時の有効性を評価した検討では五年間投与によりAGAが改善した割合は99.4%と重症度にかかわらずほとんどの患者さんが改善に至ったという報告があります。
実際に診療の実感としても患者さんの満足度は高いと感じます。満足度が高いから治療を継続される患者さんが多いのだと思います。
岡部医院院長 岡部誠之介