痛み止めの勉強会の後は痛風、高尿酸血症の勉強会にも参加しました。高尿酸血症は定義は血中の尿酸値が7以上の事を高尿酸血症といい、尿酸値が高いほど痛風発作が起こる人が多いです。
最近では今後、高血圧になる可能性の高い人は尿酸値の値も高い、慢性腎臓病の悪化が進行しやすい人は尿酸値も高いという報告がありますが実際の所は全てが解明されているわけではありません。ただ、適切に尿酸値をコントロールできれば痛風発作はかなり抑えられるのは確かであると思います。
とても内容が多かったので少しずつ役立つ内容を報告したいと思います。平均的な人の尿酸値は世界レベルで数十年の間にどんどん上昇傾向にあるようです。理由は活動量の低下、肥満、食生活、砂糖の取りすぎなどが考えられています。
ちなみに明治時代前は痛風は日本にはいなかったという説があります。ベネズエラの奥地、アマゾンで今でも原始的な生活をおくる先住民族の平均的な尿酸値は3だったそうです。