2017年05月19日

レビー小体型認知症について(犬山市 ものわすれ外来 認知症 神経内科専門医)

レビー小体型認知症は(DLB)は認知症を生じる三大原因疾患の一つです。変形性認知症疾患としてはアルツハイマー型認知症の次に位置しています。

DLBの主要な症状としてはもの忘れの症状の動揺性、一日の中で症状の著明な変動がみられる、幻視(生々しい)がみられる、パーキンソン症状(歩行がぎこちない、表情が乏しい、動作緩慢など)がみられるです。これらの症状が一つだけでは診断できるわけではないですが複数あるようだとその疑いが高まります。

他にも、初期症状が抑うつ症状、転倒を繰り返す(パーキンソン症状の可能性)、レム睡眠行動障害(睡眠中に大声を出す、室内を歩き回る、周囲の人間、家具を叩くなど)、一過性の意識消失発作の既往、薬物過敏性などがみられるとレビー小体型認知症を疑います。

当院でも老人性うつ病の診断で治療を受けていた人が当院の神経内科専門医外来を受診、その後の検査でレビー小体型認知症と診断をされました。家族は今まで原因不明、どうやって医療、介護を受けたらよいかわからない状態だったので診断を受けて安心されていました。家族からの病歴をうかがうと上記の症状がほとんどあてはまる状態でした。
岡部医院院長 岡部誠之介(認知症サポート医)
posted by okabeiin at 10:50| 認知症