AGAの原因として男性ホルモンに注目が集まっています。代表的な男性ホルモンであるテストステロンは5αリダクターゼという酵素によりDHTというより強力な活性型男性ホルモンに変換されます。
DHTは毛根にある毛乳頭・毛母細胞で細胞分裂を抑制する働きをします。それによって毛根の極小化を引き起こし薄毛、抜け毛という現象が起こってしまいます。DHTは男性ホルモン受容体に結合することで働きます。
全ての体中の毛根に受容体が存在するわけではなく、頭部では前頭部、頭頂部、また髭や腋毛に受容体が存在します。AGAの方で進行しても後頭部の毛が残っているのはその部分には受容体がないからです。
フィナステリド、デュタステリドはこの酵素を阻害することで、DHTの産生を抑えることで効果を発揮します。
ここで疑問が出てくると思いますが男性ホルモンは髭などでは毛が濃くなる作用があるのに、頭部では薄毛、抜け毛という現象が起こるのはなぜかということです。それは髭の毛根に男性ホルモンが働くと毛の成長因子が産生され、頭部の毛根に男性ホルモンが働くと髭の成長因子とは逆の働きをする抑制因子ができるからです。
AGAについては科学的に解明されてきたことが多くあります。薬の作用、なぜAGAが起こるのかなどを理解、納得された上で治療をされると満足度が高いと考えます。
岡部医院院長 岡部誠之介
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2017年06月20日
AGA(Androgenetic Alopecia)について(AGA 犬山市 フィナステリド デュタステリド)
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posted by okabeiin at 08:20| AGA(男性型脱毛症)