2019年08月09日

慢性腎臓病と喫煙

慢性腎臓病(Chronic Kidney Disease:CKD)とは、腎臓の障害が慢性的に続いている状態のことです。現在、患者さんは国内に1,330万人(成人の8人に1人)いるとされ、新たな国民病といわれています。

腎機能の低下は、簡易的に血液中の老廃物の一種であるクレアチニン(Cr)の値と、年齢、性別から算出した、推算GFR(eGFR)の値で判断します。

腎機能低下に伴い、身体の中に水分、Naも貯留するので血圧が高くなることもあります。高血圧を指摘された方は腎機能も検査しておくことが重要です。

喫煙は慢性腎臓病の独立した危険因子です。喫煙は慢性腎臓病患者の蛋白尿を増加させ、腎機能障害の進行を促進します。1日20本の喫煙者が、末期腎不全に至る危険性は、非喫煙者の2倍以上と言われています。

ただ本数が多いからよくない、少ないから大丈夫という問題でなく、本数が少なくても腎障害が起きますので、たばこは全く吸わないようにすべきです。

健康診断で慢性腎臓病を指摘された喫煙者の方は、禁煙をして腎臓を守りましょう。
慢性腎臓病は基本的に治す薬はありません、進行させないことが重要になります。

血液検査でクレアチニンが上昇、慢性腎臓病といわれた方は確実に禁煙しましょう。
岡部医院院長 岡部誠之介
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posted by okabeiin at 10:10| 禁煙外来 すぐ禁煙