2020年07月10日

高血圧について 修正な可能な死亡リスクの危険因子

米ワシントン大などの研究チームが、世界188カ国の「健康寿命」(2013年)などを調べた結果を、英医学誌「ランセット」に発表しています。この研究で、世界中の死亡リスクについても検討しており、最も高かったのは高血圧でした。次いで、喫煙、肥満、高血糖、塩分過剰摂取の順でした。

米国のガイドラインは平成29年に変更され、上が130以上、下が80以上を高血圧とすることにしました。高血圧は動脈硬化の最大の危険因子で、進行すると脳出血や心筋梗塞、腎機能障害などを引き起こす蓋然性が高くなります。

急な病死などの多くは動脈硬化による大動脈解離、大動脈瘤破裂、心筋梗塞、脳卒中などの病気が原因であることが多く、これらの病気の原因に高血圧が関係しています。そして、そのほとんどは自覚症状がなく、ある日突然に発症します。

多くの高血圧は治療が可能です。どんなリスクもゼロにするのは難しいものですが、高血圧の死亡リスクは治療によって血圧を下げることで、リスクを低くすることができます。

健診で高血圧を指摘されたり、自宅で測った血圧が、上が130以上だったりした方は、医院に受診・相談されるほうが良いでしょう。

高血圧、喫煙、高BMIがある人は
死亡リスクが高いので、まずは禁煙、高血圧治療、体重減少のどれかを今すぐに行うことを推奨します。自分だけは大丈夫という事はほとんどの場合でありません。

岡部医院院長 岡部誠之介

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posted by okabeiin at 16:33| 岡部医院