2020年08月24日

フィナステリドの副作用について

フィナステリドは安全性の高い治療薬として使われています。
臨床試験では、服用による副作用がいくつか報告されています。具体的には、被験者全体の1.1%に性欲減退、0.7%に勃起機能不全の症状がありました。これらは自覚症状レベルのもので、プラセボ(偽薬)にも認められたものなので、副作用と言い切れない、大きな問題とはならないレベルと考えてよいと思います。
皮膚科学会でのガイドラインで推奨度Aの治療なので安心して使用していただいた良いと考えています。

また、使用成績調査では、全体の0.2%に性欲減退、同じく0.2%に肝機能障害が見られました。そのほか、稀な症状としてうつ症状、湿疹なども報告されていますが、発生頻度としては低いです。少しでも異常を感じたら医師にすぐに相談してください。薬の副作用等のあつかいについては内科医として多くの薬を処方しているので、知識と経験に基づいて対処をします。

また、性欲減退については、ストレスや人間関係などさまざまな理由があります。
岡部医院ではED治療薬も取り扱っていますので是非ご相談ください。

また、男性不妊とフィナステリドの関係についてですが、フィナステリドが原因で男性不妊となるということは考えにくいです。
妊活中の場合はパートナーの方ともよく相談をして、AGA診療を継続、中止を決めるのが良いと思います、

繰り返しになりますが、ガイドラインで推奨度Aの治療というのは、安全で効果も期待できる治療だから推奨度Aとされていると考えて良いです。

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posted by okabeiin at 09:29| 岡部医院