2021年12月13日

☆フィナステリドとデュタステリドの違いについて

フィナステリド錠1mg 主成分:フィナステリド(Finasteride)
海外ジェネリック薬:@フィナロイド
昨年、厚生労働省の制度変更によって「輸入確認証」という制度に変更されました。輸入をする医師の医師免許の提示に加えて連絡先などの記載が必須になりました。制度変更に伴ってフィナロイドの輸入が制限されるケースが報告されています。それによりフィナロイドの在庫が品薄になっています。
今後は国内ジェネリック薬のフィナステリド1錠200円へ処方変更をお願いすることもあります。デュタステリドはデュタステリド1錠175円で処方しています。変更を検討するケースもあると思います。詳しくは医師にご相談ください。

☆フィナステリドとデュタステリドの違いについて
AGAの原因であるジヒドロテストステロン(DHT)の産生を
フィナステリドは2型5α還元酵素だけを阻害して産生を抑制する
デュタステリドは1型、2型5α還元酵素の両方を阻害して産生を抑制する
という違いがあります。
また、デュタステリドは血中の半減期が長いので、薬の成分が長く血中に残ります。それらが効果や副作用の違いとして表れているのだと考えます。
デュタステリドの方がフィナステリドより副作用の頻度は研究では高かったとされていますが、実際にはあまり問題となることはありません。
両方ともAGAに対してガイドラインで推奨度Aの治療法になります。
岡部医院院長 岡部誠之介 
posted by okabeiin at 17:28| 岡部医院