2025年06月30日

AGA内服薬の副作用について ガイドラインから考察

AGA内服薬の副作用について ガイドラインから考察
フィナステリドでは2.9%に勃起機能不全,射精障害,精液量減少など性機能障害が出現したが、プラセボ群(偽薬)と有意な差はありませんでした。つまりは薬の作用だけではなく、薬を飲んだプラセボ効果も関係することが分かります。

デュタステリドについては国内の非ランダム化試験の結果は副作用の頻度が比較的効率に出ています。
しかしながら、120症例と少ないデータ、プラセボとの比較がないので、デュタステリドの方が副作用の頻度が多い可能性があるぐらいしか言えないと思います。

まとめると
性機能障害の副作用頻度
フィナステリドは2.9%(偽薬と有意差なし)
デュタステリドはそれよりも数%多い可能性がある
と考える事ができます。詳しくは以前のブログと2010、2017のAGAガイドラインを参照してみてください。

フィナステリド、デュタステリドによる性機能障害の心配がある場合には一か月程度休薬してみて、その状態を評価してみるのも良いと思います。
薬の内服の有無に関わらない場合にはED治療薬などの使用も検討します。

性機能障害は実際には日常生活に支障があるか、妊活などをしているか、パートナーがいるかなども重要です。

なんとなく性機能障害があるかも、特に妊活していないという場合はAGA治療と性機能障害のどちらを優先するかという話になります。

岡部医院院長 岡部誠之介

posted by okabeiin at 15:48| 岡部医院