性機能障害の副作用頻度
フィナステリドは2.9%(偽薬と有意差なし)
デュタステリドはそれよりも数%多い可能性がある
フィナステリド、デュタステリドともに重要な副作用として、頻度は明らかではないが、まれに肝機能障害があらわれることがある。両者とも頻度不明なのでデュタステリドの方が肝機能障害の副作用が多いという事ではない。
と報告されています。
また、これらの薬でうつ病になる、不眠症になるというのは証明はされていません。
AGA治療をしていた人がうつ病や不眠症になったら、それらが全て薬の影響だということにはなりません。
薬の副作用などが心配の場合には10−30日単位での受診、処方などで経過をみていくことを推奨しています。
医師の指示に従って内服をしていただければ問題となる事はほとんどないです。
ただし、無理に内服を勧める事もできないので、薬の副作用と少しでも考えられる場合は一度薬を中止して経過をみることを推奨しています。
岡部医院院長 岡部誠之介
2023年07月31日
デュタステリド、フィナステリドの副作用
posted by okabeiin at 10:58| 岡部医院