女性にみられる男性型脱毛症のことを「女性型脱毛症」と呼びます。しかし、男性型とは異なり、頭頂部から側頭部にかけての広い範囲に、ハリとコシの失われた細く柔らかい髪の毛が多く生えるようになります。更年期に女性ホルモンが低下することも一つの原因だと考えられます。
女性の脱毛症として、注意が必要なのは、鉄欠乏、亜鉛欠乏症、甲状腺疾患、膠原病などが基礎疾患として隠れていることがあります。丁寧な問診、診察でそれらの可能性を考えることも大事です。
当院では外用薬、内服薬の併用で治療をしています。
・内服薬はパントガールという薬を処方します。パントガールは世界で初めて薄毛・抜け毛の効果と安全性が認められた女性用の内服薬です。毛髪を強化するパントテン酸カルシウムが、抜け毛を改善し、発毛を促進するという薬です。白髪予防にも効果があるという報告もあります。
パントガール 1カプセル 100円
(1日3回 1回1カプセル内服)
・外用薬ではウィメンズロゲインを処方しています。FDA(アメリカ食品医薬品局)によって承認された女性用の外用薬です。有効成分のミノキシジル2%が血行を促進して、毛根に刺激を与えることにより発毛効果が期待できます。
ウィメンズロゲイン 1本 5940円
(約1ヵ月分)
3月の中旬以降には薬の輸入申請、手続きが完了する予定です。
→完了しました。処方可能です。
ネット予約もご利用いただけます。
ぜひご利用ください。
https://reserva.be/agaokabe/reserve?mode=service_staff&search_evt_no=01eJwzNTG3NDIDAARpAUI
岡部医院院長 岡部誠之介
2024年03月11日
女性型脱毛症の治療を再開します。塗り薬と内服薬で治療します。
posted by okabeiin at 14:00| 岡部医院