住宅型有料老人ホームSARAでは岡部医院との連携により医療度の高い方、介護度の高い方を積極的に受け入れています(胃ろう、経鼻栄養を行っている方、進行期の腫瘍の方など)。
本人、家族の方と相談しながら最後まで診療を継続させていただくこともあります。医療度が高いという事は医学的にしっかりと評価、診断、治療を行うことも大事です。
インスリン治療は最近では
飲み薬や週に一回のGLP1製剤の注射薬に変更して本人の負担が少なるなることもあります(U型糖尿病の場合)。
パーキンソン症候群、リウマチ性多発筋痛症などは後期高齢者では発症しやすい病気ですが、知識や疑ってみる姿勢がないと、原因不明、難病といわれて経過観察となってしまうことが多いです。
また、高齢者施設を担当する医者が私はこの病気はみれない、みたことがないと診療を拒否することもあるようです。パーキンソン病、認知症、リウマチ性多発筋痛症などは高齢者施設に入居されている方にはよくある疾患ですので、それが診療できないというのも違和感を感じます。
要介護状態になる理由として病気が関係していることがほとんどなので、病気に対して正しいアプローチをすることは私はとても重要であると考えています。医療の質というものも施設によって違います。
岡部医院は日本医師会に入っており、旧岡部外科の時代から犬山で30年以上診療を行っている医院です。また、近隣医療機関とも密に連絡を取り合い24時間体制で入居者様の診療を行っています。
江南厚生病院、小牧市民病院とはカルテ参照ができるので、入院中の状態、検査の確認ができます。また、犬山中央病院、江南厚生病院、小牧市民病院とは地域連携室を通して診療予約、紹介状作成もスムーズに行うことが可能です。
医療保険、介護保険は数年ごとに制度変更がされます。制度が変更されるたびに、施設の運営会社の変更や人員削減などが行われることがあります。安心して入居できる環境が整っているかも重要なのではないでしょうか。
岡部医院院長 岡部誠之介
2019年11月22日
有料老人ホームSARAでの受け入れ態勢について
posted by okabeiin at 07:56| 住宅型有料老人ホーム SARA(サラ)