2018年11月15日

2種類の肺炎球菌ワクチン(犬山市 ワクチン 内科 岡部医院)

肺炎球菌ワクチンはニューモバックスとプレベナーの2種類があります。
定期接種がはじまって、すでに肺炎球菌ワクチン(ニューモバックス)接種をしたという方も多いと思います。

5年ぐらいでワクチンの効果も落ちてくるので追加接種を推奨していますが、その時にはプレベナーというもう一つのワクチンを接種、その後に1年程度期間を空けて、ニューモバックスを追加接種するのが良いようです。

当院でも肺炎球菌ワクチンの追加接種を考える患者さんが増えてきました。接種歴を確認、本人と相談して追加接種をどうするか考えたいと思います。
岡部医院院長 岡部誠之介
posted by okabeiin at 09:50| 岡部医院

プラセンタの相談(犬山市 岡部医院)

プラセンタについて相談を受けることがあるのですが、当院ではプラセンタ製剤を取り扱っていません。
ラエンネック、メルスモンという薬を使うことが多いと思うのですが、基本的には胎盤由来の生物学的製剤で投与前に未知の感染症のリスクの説明、同意書、診療録の保存義務(アンプルの製造番号)を行う必要があります。

プラセンタは実際には個人の体験談レベルの効果しかなく、科学的根拠には乏しいものだと考えています。プラセンタ療法を行っている人に効果はどうですか?と尋ねたら、良いですと答えるのは当たり前です。時間と費用を使って投与しているのですから、効果を感じていないのなら、その治療は続けていないでしょう。

未知の感染症のリスクというのは怖いものだと私は考えています。科学的に根拠のある治療をリスクとベネフィットを考えて選択することが重要だと考えています。
岡部医院院長 岡部誠之介


posted by okabeiin at 07:55| 岡部医院

2018年11月14日

AGA(男性型脱毛症)治療について(犬山市 岡部医院 AGA)

AGA外来では進行度に合わせて、フィナステリド、デュタステリド内服の使い分けを当院では行っています。

当院では
フィナステリド1mg 200円(税込み)
デュタステリド0.5mg 300円(税込み)で処方しています。

薬は1日1錠飲むので4週間で
フィナステリド1mg 5600円(税込み)
デュタステリド0.5mg 8400円(税込み)
になります。

薬代以外の料金は発生しませんのでお気軽にご相談ください。
初診時は医院で問診票の記入をお願いしています。

皮膚科学会で推奨されている治療としては
ミノキシジル外用、フィナステリド内服(デュタステリド内服も今後は入る可能性高い)しかありません。

逆に考えると、それ以外の広告、ラジオなどで宣伝しているものはほとんど効果は期待できません。
科学的根拠に基づいてない場合が多く、体験談も本当にあった話なのか不明です。

芸能人が使ってよかったというのも科学的根拠としては低く、個人の体験談でしかありません。情報の取捨選択には気をつけてください。

クレジットカード、各種電子マネー、楽天ペイ等を自費診療でご利用いただけるようになりました。
保険診療、公費のワクチン接種についてはクレジットカード等はご利用できません。
岡部医院院長 岡部誠之介
posted by okabeiin at 16:10| 岡部医院

もう一度、風邪についての勉強(犬山市 内科 風邪)

風邪の定義はほとんどの場合、自然に良くなるウイルス感染症で多くは咳、鼻汁、咽頭痛といった多症状を呈するウイルス性上気道感染のこと。基本的にウイルス感染はいろいろ症状(咳、鼻汁、咽頭痛)を伴い、細菌感染は原則として単一の臓器に一種類の菌が感染するのが特徴です。つまりは咳、鼻汁、咽頭痛を急性に同時に同程度訴える患者さんは風邪であるといっていいでしょう。逆に咳だけ、鼻汁だけ、咽頭痛だけという患者さんは細菌感染の可能性も考える必要があります。

基本的にウイルス感染症に抗生剤は効果はありません。効果のない薬を使うことは健康を害するリスクを高める行為です。最初からウイルスと細菌の混合感染を疑うような症例は多くはありません。また、一部のマクロライド系の抗生剤には風邪の症状を軽減する作用があると以前に聞いたことがありましたが、よく考えてみるとわざわざその薬を処方する必要はなく、他の薬でも十分だと考えます。

クラリスロマイシンという抗生剤はCYP3A4に対する阻害作用により、睡眠薬のベルソムラ、ED治療に使うタダラフィルなどで薬物の血中濃度が不安定になる危険があります。

残念ながらどんな風邪に対しても、この薬を飲めば、注射を打てば、すぐに治るという事はありません。普段の手洗い、うがいをしっかり行うこと、無理をしないこと、体調が悪いときには休むことが重要です。
岡部医院院長 岡部誠之介
posted by okabeiin at 07:45| 岡部医院

風邪についての勉強(犬山市 内科 風邪)

風邪の定義はほとんどの場合、自然に良くなるウイルス感染症で多くは咳、鼻汁、咽頭痛といった多症状を呈するウイルス性上気道感染のこと。上気道とは鼻腔、口腔と喉頭のことです。基本的にウイルス感染はいろいろ症状(咳、鼻汁、咽頭痛)を伴い、細菌感染は原則として単一の臓器に一種類の菌が感染するのが特徴です。つまりは咳、鼻汁、咽頭痛を急性に同時に同程度訴える患者さんは風邪であるといっていいでしょう。

先日、咳がひどい、痰も出る。鼻水はなくて、のども痛くないという患者さんがいました。これは気管支以下に炎症があるパターンで鼻汁、咽頭痛はないので風邪のパターンとは違うなと考えました。レントゲンを撮影してみると気胸という肺に穴があいている病気でした。すぐに総合病院に紹介させていただきました。風邪症状を呈する病気はたくさんあります。症状が典型的ではないものでは要注意ですね。

また、最近ではPL配合顆粒という薬が市販されたようです。PL、PLと愛用される方もいます。PL配合顆粒には咳止めの成分は入っていません。咳だけの症状でPL配合顆粒を飲んでもあまり効果は期待できません。この薬にはカフェインが入っているので、それが愛用される理由かもしれませんね。
風邪は奥が深いです。

抗生剤もほとんどの上記のようなウイルス性の風邪には効果はありません。先日の休日診療所でも1例しか抗生剤の処方、必要性を考えませんでした。

ウイルス性か細菌性かを考えるのは症状や所見などで、いま抗生剤が必要かを考えるのはその人の年齢、今後の経過をある程度想定して処方をしています。
岡部医院院長 岡部誠之介
posted by okabeiin at 07:43| 岡部医院