2018年09月10日

施設でのターミナルケア(犬山市 老人ホーム ターミナルケア)

有料老人ホームSARAでは岡部医院による訪問診察を行っています。最後まで診療をさせていただく事も増えてきており、今までで1年以上訪問診療等を行って、最後まで診療をさせていただいたのが30件近くあります。

老衰や悪性腫瘍の進行期、経口摂取できなくなり、胃ろうなどの栄養投与はせずに、末梢の点滴を最後まで続けるといった診療もしています。
本人、家族と相談しながら、どういう診療をするかなども決めています。

悪性腫瘍の進行期では、悪性腫瘍を治そうというのは困難なので、悪性腫瘍がある事により、痛みがある、浮腫がある、食欲がないという状態を、最後まで元気に過ごそうといろいろ考えて加療をする事を大事にしています。

実際に、施設に入居して、家族も介護疲れ、自宅での療養から解放されて、治療に専念することがプラスになることもあります。治らない状態でも医療のfollow、治療は大事です。意味がない事はありません。

悪性腫瘍の進行期でも、悪性腫瘍そのものは治すことができなくても、症状の緩和や生活の質を上げることは可能です。
岡部医院院長 岡部誠之介
posted by okabeiin at 15:48| 住宅型有料老人ホーム SARA(サラ)

2018年08月11日

訪問診察(犬山市 有料老人ホームSARA 岡部医院)

有料老人ホームSARAでは岡部医院との連携により、24時間体制で入居者の体調管理に努めています。

訪問診察はほとんど院長である私が行なっています。素早い対応がとても大事です。高齢者では風邪もこじらせると肺炎となります。何となく元気がないというだけで調べてみると異常があることがあります。

何かおかしい、いつもと違うと感じるには
いつものその人の体調、血圧、採血、既往歴などを把握しておく必要があります。
足がむくんでいるのも心臓の機能、腎臓の機能、採血結果を考えて診療をするか、しないかで大きく違います。何年も診療をしている患者さんの体調の変化には気が付くことが多いです。

また、タブレット端末で採血データがわかるようにしてあるので、その場で説明、治療方針を決定することができます。こうした医療の質の違いは目に見えては分かりにくいですが、患者さんの満足、救急搬送の減少などにつながります。

医療の質はあまり関係ない、みんな同じようなものと考えている方もいるようですが、本当にそうなのでしょうか。少なくとも私は最後まで診療させていただく責任、自分の行っている医療が患者さんのマイナスにならないようにという思いをもって診療、地域のかかりつけ医を行っています。

岡部医院院長 岡部誠之介
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2018年07月30日

入居者募集(犬山市 老人ホーム SARA)

ただ今、入居者募集中です。月額での入居も可能です。

入居者の方は関連施設である岡部医院の在宅医療、往診、デイケアでのリハビリ、デイサービスセンター繭の利用もできます。
詳しくは電話(090-7685-2021)でご相談ください。
HPからの問い合わせも受け付けています。
http://sara.okabe-iin.jp/request.php
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2018年04月23日

サラでの食事

 サラでの食事は岡部医院グループの厨房で朝昼夕と作っています。美味しそうな食事をみると誰でも食欲が出てくるのではないでしょうか。お寿司を提供することもあるのですが、普段は残される方が完食されることもあります。
 提供する食事は美味しくて温かいものを食べていただきたいと考えています。冷凍品やチルド品ではこういった食事は提供できないと思います。これが当施設の大事にしていること医食住の食です。
 食事は私も食べています。塩分の量、味付け、献立なども厨房の方と相談しています。
岡部医院院長 岡部誠之介
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2017年12月15日

せん妄を起こさないようにするには(犬山市 老人ホーム 認知症)

せん妄とは薬や環境の変化等で起こる急性の意識障害のことで認知症と間違われることがあります。認知症と合併することもあるので注意が必要です。家族の人が普段の精神状態と比べて異なるという場合は、せん妄と判断するのが無難でしょう。普段の様子が分からなければ、せん妄を発症したとは判断できない事もあります。

医療関係者は薬に頼ることが多いのですがせん妄に効果のある絶対的な薬はなく、合併症などの危険もあります。せん妄予防、対策として薬物に頼らない方法を考えてみたいと思います。このようなことに注意をしてみましょう。

眼鏡、補聴器をかける:感覚の情報が減るとせん妄を起こす
抑制・拘束をしない:抑制はせん妄を起こす
尿閉、便秘はせん妄を起こす:トイレ時間誘導、緩下剤を、便秘は報告。痛みなどでもせん妄状態を起こす
座らせる、立たせる、歩かせる:ベッドに寝ているだけだと刺激がなく、せん妄を起こしやすい
スタッフが「時間、場所、人」を繰り返し伝える;状況を繰り返し伝える、忘れてしまっても繰り返し伝える。本人は忘れたことを忘れているので、いつでも初めて聞いている感覚である
時計、カレンダーを置く;日時が分からぬとせん妄を起こす
家族の写真、お気に入りの品をベッドサイドに置いておく

これらのことは認知症の患者さんに行っても安心されるのではないでしょうか。
医師として気を付けているのは痛み、便秘など不快な症状に対して、すぐに報告、診察、対処をすることを気を付けています。
岡部医院院長 岡部誠之介(認知症サポート医)
posted by okabeiin at 10:38| 住宅型有料老人ホーム SARA(サラ)