2017年10月31日

病気ではなく人を診る医療(岡部医院 訪問診察)

高齢になると多くの病気を持っている方が多く、病名、症状だけを聞いて薬を処方していると飲んでいる薬は簡単に1日10錠以上になってしまいます。どうしても必要な薬以外は患者さんと良く話し合ってなるべく減らすようにしています。

外来の患者さんでは、何の薬を飲んでるか自分では良くわからないということだけはなくしたいと考えています。薬の作用は若い人と85歳以上の方では全く違います。風邪薬などでひどい副作用が出るケースもあります。また認知症の薬も人によっては副作用が強くでる、症状がひどくなる人もいます。

最近では糖尿病の薬でも週に一回の飲み薬、新しい注射の薬、骨粗しょう症でも半年に一回の注射、年に一回の点滴などいろいろな薬があります。こうした薬を使ってなるべく普段の飲み薬は減らすようにしています。

訪問診察の患者さんでは便秘や痛み、痒みの訴えなどにはすぐに診察、治療をすることにしています。そうすることで安心される患者さんが多いです。どうしてもなくならない訴えというものもありますが傾聴して、やれることをやりましょうと声をかけることにしています。症状はよくならないが納得をしていただけることが多いです。

また、スタッフの教育、指導も行っています。入居者の病気、薬の内容、認知機能の程度、性格などによって介護は変わると考えています。適切な医療、介護が入居者の安全、安心の生活をサポートすると考えています。
岡部医院院長(認知症サポート医 岡部誠之介)
posted by okabeiin at 09:38| 住宅型有料老人ホーム SARA(サラ)

2017年07月27日

毎日の健康状態のチェック(犬山市 有料老人ホーム 健康管理)

 毎日の健康状態のチェックとして血圧、体温測定を行っています。血圧、体温は個人個人で値の意味が違います。血圧の薬を飲んでいる方での血圧の許容範囲と飲んでいない方の許容範囲は違います。また、体温のチェックも重要で何となく調子が悪い、いつもより熱があるなどで急性気管支炎、急性肺炎、急性胆のう炎などの場合もあります。有料老人ホームSARAの平均要介護度は2〜3と有料老人ホームの中では高い方なので、日頃の健康チェックはとても重要です。診察は全て私が行っています。薬の調整も一週間ずつ処方するなどして行っています。
 最近の老人ホームでは訪問診察を行う医師がアルバイトなどのケースがあります。同じ薬を処方するだけで顔も名前も一致しない医師に何ができるのかと疑問を持ちます。
岡部医院院長 岡部誠之介
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2017年07月26日

岡部医院グループの食事(犬山市 老人ホーム 食事)

昨日の岡部医院グループの食事はうなぎでした。毎年、土用の丑の日前後はうなぎを提供してきます。みなさんよく食べられていました。今年は8/6の日曜日も土用の丑の日です。一説によると「う」がつくものを食べると夏負けしないということなので牛、梅干し、うどんなどを食べてもいいかもしれません。医学的に根拠はない話ですがそんな話は今回は置いておきましょう。
岡部医院院長 岡部誠之介

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2017年07月06日

車椅子は移動手段である(犬山市 有料老人ホーム)

車椅子に乗ると歩けなくなってしまうという方がいますが車椅子は安全な移動手段であり、使い分けをするのが大事だと思います。長く歩けないからと家に閉じこもっているのではなく、車椅子を使って外に出たほうが健康でいられます。歩けなくなるからと車や自転車を使わないストイックな人はなかなかいないですよね。車いすは移動手段です。電車、車、バスと同じです。
歩行の不安定な人を無理に歩かせることは危険です。歩行が不安定で危ないのに、無理に歩行をさせて転倒、骨折をして寝たきりになっていては本末転倒です。まずは歩行訓練と車椅子使用を使い分けて、自分に合う生活スタイルを作るのがいいでしょう。毎日を老化に打ち勝つトレーニングと思い生活をしてほしいです。例えば、普段500mしか歩かない人は加齢とともに500mも歩けなくなります。だからもう100m歩いて、老化に負けないようにしてほしいです。
岡部医院院長 岡部 誠之介
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2017年06月09日

認知症について 犬山の有料老人ホームSARA 

アルツハイマー型認知症の初期ではもの忘れ症状が以前よりも目立った形でみられてきます。怒りっぽい、元気がない、意欲が乏しいなども初期にしばしばみられるものです。ご家族の方がなんとなくおかしいなと感じることも認知症の発見に役立つことが多いです。ご家族の方で心配な方が見えましたらご相談ください。その時はもの忘れの相談にいきましょうなどうまく声をかけていただくと本人様も納得されることが多いです。

認知症では病気以外にも生活環境、家庭環境などが進行とともに複雑化することが多いので早期に適切な診断、治療、ケアを受けることはとても重要であると考えています。また、薬の副作用による認知機能低下、パーキンソン症状もありますので一日に10種類以上の薬を飲んでいる、睡眠薬、精神安定剤などを複数飲んでいる方は注意が必要です。
岡部医院院長 岡部誠之介(認知症サポート医)
posted by okabeiin at 08:28| 住宅型有料老人ホーム SARA(サラ)