2017年05月16日

通所サービス(デイケア、デイサービス)の利用について

通所サービス(デイケア、デイサービス)は家から出てリハビリや社会との関わりを持つことでその人、家族の地域での暮らしを見守るためにあるものです。最初は利用に抵抗のある方もいるかもしれませんがその人に合った利用人数、頻度、スタッフ、施設の雰囲気であれば喜ばれる方が多いです。また、家で介護をしている家族も時間ができることで心の余裕ができる方が多いです。
以前に見学をして本人が行きたくないなど拒否をしたことがあっても時間が過ぎてから声をかけて利用を勧めるとうまくいくケースもあります。自宅で一人で過ごすことが本人の希望だからといってそれを続けることがいいことであると私は思いません。利用を納得してもらうポイントは医療者の力を借りることが大事なのではないでしょうか。私はそういった方には診察の時に家にいるより外に出てリハビリしましょうと声をかけています。医師に治療の一つとして言われると納得される方もいます。最近は認知症予防、進行抑制に非薬物治療としてデイケア、デイサービスがいいという報告もあります。認知症予防、治療のためと声をかけるのも大事だと思います。
それでうまくいかないケースもありますがそういうときはまた時間が過ぎてから同じようことをすることが大事だと思います。一番好ましくないのは家で一人にしておくこと、社会と交流がない状態です。
岡部医院院長 岡部誠之介(認知症サポート医)
posted by okabeiin at 09:13| 住宅型有料老人ホーム SARA(サラ)

2017年05月08日

今日の昼食

今日の昼食はカレーライスでした。岡部医院グループの食事は厨房で全て手作りで作っています。同じ食事を私も食べているので施設での訪問診察の時にも昼食の話などもする事もあります。岡部医院グループの食事には自信があります。
岡部医院院長 岡部誠之介
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2017年04月19日

サラでのリハビリ(犬山市 リハビリ 老人ホーム)

サラの廊下はグルっと回ることができるので、リハビリで歩くことができます。最初からそれを考えて建築をしています。この方は総合病院に長期入院していて、寝たきりの状態でしたがだいぶ元気になってきました。医療と介護の連携をしっかりして、両方の歯車が噛み合うと患者さんの状態が目に見えて良くなることがあります。
岡部医院院長 岡部誠之介
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posted by okabeiin at 16:20| 住宅型有料老人ホーム SARA(サラ)

認知症の医療と介護(認知症 犬山市 老人ホーム)

認知症診療の新ガイドラインがまもなく発表されますがその中でも非薬物療法が重要であると指針が出るそうです。非薬物治療(介護保険でのデイサービス、デイケアの利用など)が大事ということはずっと昔から言われています。認知症に対して認知症治療薬を飲むと進行を遅らせることが期待できますが残念ながら必ず全ての人に効果があるものではありません。

だからこそ非薬物治療が大事なのです。人との関わり、身体を動かすこと生活を整えることがもっとも重要であると私は考えます。逆に良くないのは家で閉じこもっていることや人との関わりがないことです。認知症の薬はもらっているがその薬が家で飲めていない、家に閉じこもって何もしていないというのでは状況や病状が良くなることは難しいです。

環境を整えることはとても大事なことです。医療側もこれは介護の問題、医療の問題と分けて考えるのではなく、その二つを組み合わせてその人に向き合うことがとても重要です。
岡部医院院長 岡部誠之介(認知症サポート医)
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2017年04月15日

認知症のケア(認知症 有料老人ホーム 犬山市)

認知症が進行してくると夕方になると落ち着かなくなり、実家の人に呼ばれた、みんなに会いに行くと帰宅願望が強くなる方がみえます。そういう時には今日はもう時間が遅いから明日に一緒に行きましょう、後から一緒に行きましょうと声をかけてお茶などを出して過ごしてもらうといいでしょう。興味を別のところに向けるのが大事です。根気よく対応するのが重要です。
当施設では不安にさせないような対応を心がけています。声のかけ方も優しくわかりやすい言葉で伝えるといいでしょう。間違っても声を荒げることや不安を煽るようなことは言ってはいけません。
また、最近では一人暮らしで認知症が進行してしまっている症例を診察させていただくことがあります。75歳以上の人はどなたでも認知症になる可能性はあります。まわりが早く気付いて適切な介入をすることが大事です。一人暮らしで社会と交流がなく、適切な医療、介護の介入がない場合は重症の認知症に進行してしまっているケースが多く問題が複雑になってしまいます。早め早めの対応が大事です。
ここでのポイントは早めに認知症の薬を飲めば大丈夫ということではなく、社会との交流を作る、健康診断や高血圧、脂質異常症、糖尿病、肥満などのコントロールを行うことが大事であるということです。
岡部医院院長 岡部誠之介(認知症サポート医)
posted by okabeiin at 08:55| 住宅型有料老人ホーム SARA(サラ)