2019年02月25日

不眠症について(岡部医院 内科 犬山市)

不眠症について
岡部医院では睡眠指導も積極的にしています。

眠れないです→じゃあ、睡眠薬処方しておきます
というのは、問題の改善は得られない事が多いです。適切な睡眠薬の選択も困難です。

私は22時に寝るのが自分のルールなので、22時には睡眠薬を飲んで寝る、1錠では22時に寝られないから、2錠にするという方がいました。私は凄く不自然に思いました。24時ぐらいまで起きていたら、自然に寝られるのではないかと聞くと、そんな時間まで起きていられないと言っていました。何か変ですよね。

65歳以上の方の平均睡眠時間は6時間程度です。若い成人の平均睡眠時間も7時間程度です。年齢とともに睡眠時間は短くなりますし、睡眠も浅くなることが多いです。それは、生物としての宿命ともいえます。人間が一番熟睡できているのは乳幼児、幼児の頃でしょう。

高齢者の方は、まずは寝る時間を遅くしましょう。遅寝、早起きにすることが重要です。過度に睡眠を追いかけない事も重要です。睡眠は向こうから来るものです。追いかけると逃げていくので、より不安になる事もあります。朝起きた時に熟眠感があれば、睡眠時間などは気にしなくても良いです。

夜に眠くならないときは無理に布団に入らず、一旦部屋を明るくしてテレビを見たり、ラジオを聞いたり、本を読んだりしてリラックスしましょう。緊張がとければ、リラックスして眠くなってくることが多いです。
眠くないのに布団に入って消灯し、眠ろうとすると、焦って緊張してしまい、余計に眠れなくなります。

ポイントを2つ絞ると
1.睡眠時間、睡眠時間8時間にこだわらない
2.遅寝、早起きにする
だと考えます。

ただ、個人差も大きいので、自分でいろいろ判断するよりも、主治医に相談して、話し合いながら治療をしていくのが良いでしょう。いきなり、薬を止める、半分、倍量で飲むなど自己判断は止めときましょう。
岡部医院院長 岡部誠之介
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posted by okabeiin at 10:56| 不眠症

2018年12月03日

不眠症についての勉強会に参加(犬山市 内科 岡部医院)

不眠症についての勉強会に参加しました。講師の粥川祐平先生の講演はとても分かりやすく、診療に役立つ話ばかりでした。スライドや症例なども自分で診療を行ってきた内容であり、非常に参考になりました。

講演の内容で自分でもできる、睡眠について気をつける事を書いてみたいと思います。

朝は一定の時間に起きる。
起床時間の16時間後に眠気、睡眠は訪れるので、7時に起きる人は23時ぐらいに自然と眠くなることが多いようです。

朝起きて、日光を浴びて、昼間は活動をして体温をあげる、疲れる事も重要。

夕方以降はカフェインを摂取しない、寝酒をしない。

などに注意しましょう。

また、過度に睡眠を追いかけない事も重要です。睡眠は向こうから来るものです。追いかけると逃げていくので、より不安になる事もあります。朝起きた時に熟眠感があれば、睡眠時間などは気にしなくても良いです。

夜に眠くならないときは無理に布団に入らず、一旦部屋を明るくしてテレビを見たり、ラジオを聞いたり、本を読んだりしてリラックスしましょう。緊張がとければ、リラックスして眠くなってくることが多いです。
眠くないのに布団に入って消灯し、眠ろうとすると、焦って緊張してしまい、余計に眠れなくなります。

やる事がないから19時ぐらいに寝る、夜中に起きてしまい、その後に眠れないという方は、まずは寝る時間を遅くしましょう。遅寝、早起きにすることも重要です。
65歳以上の方の平均睡眠時間は6時間程度です。若い成人の平均睡眠時間も7時間程度です。
岡部医院院長 岡部誠之介
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posted by okabeiin at 10:38| 不眠症

2018年08月17日

高齢者への睡眠薬投与(犬山市 内科 睡眠)

睡眠薬にもいろいろ種類はありますが中には依存性が高いもの、脱力作用のあるものがあります。高齢者でこれらの薬を何種類も飲んでいると明らかに転倒のリスクが増えます。

何となくボーっとしていると家族の人に指摘されて受診してよく調べてみる、ハルシオン、レンドルミン、リーゼ、コンスタンと四種類も睡眠薬、安定剤を飲んでいる方がいました。これだけ飲んでいれば私でも日中ボーっとして転倒してしまうでしょう。

また、90歳以上で認知機能低下、ベッド上での生活がほとんどの人に睡眠薬を通常量処方するなどは本当に必要な処方なのでしょうか。睡眠薬の副作用で認知機能低下、不穏になることがあります。

他にも眠れないからたくさん薬を飲むというのは間違っていると思います。睡眠時間は年齢とともに短くなり80歳ぐらいでは平均4,5時間といわれています。

熟睡感も若いときと比べると物足りないかもしれません。これは生理現象なので、それを薬で無理に眠らせるのは不自然だと考えます。今は依存性の少ない薬、転倒の危険の少ない薬も多く出ていますので、そういった薬を選択した方がよいでしょう。

また、自分が健康、良い睡眠のためにやれることをやっていますか?
禁煙、節酒(アルコールは睡眠の質を悪くします)、適度な運動、寝る前に食事を食べない、寝る前に携帯、パソコンは控える、電気は暗くするなど。良い睡眠のための準備もとても重要です。
睡眠は向こうからやってくるもの、追いかけすぎないのも重要なポイントです。
岡部医院院長 岡部誠之介
posted by okabeiin at 16:03| 不眠症

2017年02月01日

不眠症について(不眠症 犬山市 内科)

不眠症で悩まれてる方は多くいます。

症状は大きく分けて、入眠障害(寝つきが悪い)、中途覚醒(夜中に何度も目がさめる)、熟眠障害(ぐっすり眠れた感がない)、早朝覚醒(朝早く目が覚める)があります。

これらが2つ以上ある方もみえます。まずは自分の睡眠記録をつける、見える化することが大事なので記録をつけましょう。

それから自分がどのような睡眠習慣にしたいかと現実の睡眠習慣をなるべく近くするという作業をしましょう。年齢相応の睡眠時間確保することが不眠症治療のゴールだと考えます。

どんなことでもそうですが自分の希望と現実に起きていることをいかに納得して、そのギャップをなくしていくことが大事なことです。
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posted by okabeiin at 18:13| 不眠症

2016年08月19日

不眠症について

眠れないと訴える方、睡眠薬を飲まれている方は診療をしている実感としてかなり多いです。しかしながら睡眠薬も種類によっては認知機能悪化、転倒、依存性など注意が必要です。

高齢者においては特に気を付けなければなりません。人間は年齢とともに睡眠時間は少なくなり、熟睡感も得られなくなります。それを睡眠薬で無理に寝ようとすると朝に起きられない、夜間に転倒する、長期間の飲み続けることにより認知機能が低下するなど問題が起きてきます。

もし漫然と睡眠薬を飲み続けているならば一度、飲み薬を見直してもいいと思います。今は依存性の少ない薬、副作用の少ない薬もいろいろと登場しています。例えば、ロゼレム、ベルソムラなどは依存性も少なく高齢者の方でも安心して使用できます。また、漢方薬の抑肝散なども効果があるケースがあります。
詳しくは医師にご相談ください。
posted by okabeiin at 18:25| 不眠症