2018年08月27日

江南厚生病院との連携(犬山市 内科 江南厚生病院)

江南厚生病院との連携では電子カルテの参照、地域連携室を通しての予約、紹介状作成などを行うことが可能です。紹介状の作成もPCを使って、スムーズに行っていますので、ご希望の方は診察時にご相談ください。

電子カルテの参照では江南厚生病院での診察の記録、検査結果、処方内容を全て参照することができます。それによって、検査の重複、処方の重複を避けることができます。実際に、江南厚生病院と岡部医院の両方を受診、診療をさせていただいている患者さんもいます。その後の経過なども把握できるので大変良いシステムだと考えています。

その他にも、健康診断で要検査となったけど、どこの病院にいけばよいか、こういう症状があるけどどうしたらよいか、という相談は医師として適切な診療、治療、助言、その他にも適切な病院の紹介、予約をさせていただきます。

総合病院とよばれる大きな病院でも医師数や診療科目の内容が違います。非常勤だけで入院ができない科などもありますので、紹介先の病院がどうなっているかも把握しておく必要があります。

大事な患者さんを紹介した後に、紹介状の返信がない、入院、外来で経過をしっかりとみてもらえない、働く場所を変わった後であの時は外来にうんざりしていたといわれると、とても残念に思ってしまうのは私だけでしょうか。
岡部医院院長 岡部誠之介
posted by okabeiin at 18:22| 岡部医院

がん診療と漢方(犬山市 内科 漢方)

直接がんに有効な漢方薬はありませんが、気力体力をつける漢方薬はあります。いろいろな訴えが少しでも楽になれば何よりと考えて漢方薬を処方します。

西洋医学と併用することもできますし、邪魔をすることもありません。
副作用や身体に合わないという事もありますが、その時は中止すれば問題ありません。

在宅診療で高齢の直腸がんの進行期の患者さんを診療しているときに肺転移、胸水貯留もあったので人参養栄湯を処方しました。

人参養栄湯は肺転移を伴うがん、肺がんなどで効果があるとされています。
そして、最終段階、最後まで元気にというときには真武湯、人参湯を使います。この患者さんでは人参養栄湯、真武湯を最後に併用しました。

この患者さんは比較的穏やかに生活をされていましたし、診断後もデイサービスに通っていました。

他にも貧血などが予想される場合には十全大補湯を使用します。
人参養栄湯と十全大補湯には地黄が入っているので、稀に胃を刺激して食欲不振になることがあるのでその時は中止する必要があります。

浮腫が気になる場合には五苓散を使用します。

食欲不振は食事を食べる気が起きない場合は補中益気湯、食べる気はあるけど入っていかないときは六君子湯を使用します。

漢方薬の知識、使用経験があって、甘草による副作用が気になる場合には、甘草がどれぐらい入っているかなどが分かっていれば、ほとんど安全に漢方薬は使用することができます。
岡部医院院長 岡部誠之介
posted by okabeiin at 08:40| 岡部医院

2018年08月23日

皮膚疾患への漢方治療(犬山市 内科 漢方)

塗り薬や飲み薬でなかなか改善しない皮膚疾患というのは結構多いものです。
そういう時には漢方薬を併用してみるのも良いでしょう。

十味敗毒湯、黄連解毒湯、排膿散及湯などいろいろ種類はありますが、最近は十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう)に興味を持って、使用することが多いです。

十味敗毒湯は華岡青洲という江戸時代の外科医が創案した薬です。
華岡青洲は世界で初めて全身麻酔を用いた手術を成功させた(乳がんの手術)人物です。西洋医学、東洋医学の区別なく、漢方薬にも精通していた人物だったと考えられます。

十味敗毒湯のポイントとしてはボクソクという生薬が入っている事です。
ボクソクはクヌギの樹皮からつくる生薬です。
ボクソクはこの漢方と治打撲一方にしか配合されていない生薬です。
治打撲一方は江戸時代の医師、香川修得が創案しました。

ボクソクは中国では使われない生薬です。十味敗毒湯も治打撲一方の両者ともに、日本で創案された薬で、江戸時代からある薬です。
岡部医院院長 岡部誠之介
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posted by okabeiin at 09:55| 岡部医院

2018年08月21日

AGA診療 フィナステリド内服とミノキシジル外用の併用について(犬山市 AGA 内科)

医学的に考えて、AGA診療において、フィナステリド内服とミノキシジル外用の併用療法は現時点では最も効果的な発毛治療といえます。

血流増加作用と毛乳頭細胞に対して働くミノキシジルと、男性型脱毛症の原因であるDHTの働きを抑制するフィナステリドの併用は相乗効果があります。

最近、CMなどでスカルプD メディカルミノキ5というのが宣伝されていますが、これはミノキシジルの事でリアップ×5と同等のものです。

ミノキシジルは元々は血圧を下げる薬として開発され、副作用で多毛がある事が注目されて、育毛剤として開発、日本ではリアップ、リアップ×5、リアップジェンヌとして販売、最近になりスカルプDからも発売されました。

元々は血圧の薬として開発された成分ですから低血圧の人、心臓疾患、気管支喘息の既往のある人は使用は控えた方が良いでしょう。

AGA診療について医学的には上記の治療が推奨度Aとされています。
逆にいうと、その他の治療は効果が推奨度Aの治療より期待できないということになります。

頭皮のマッサージ、毛穴の汚れなどはほとんど関係ないと私は考えています。腕のある部分をずっともんでいても毛が生えてくることはないですよね。

シャンプーなどもいろいろありますが、髪、頭皮の汚れが脱毛に直接つながるものではなく、そもそも髪の毛は皮膚の一部ですから、皮膚と同じようになるべく刺激を与えない、ゴシゴシ洗いすぎないのも大事なのではないかと考えます。
岡部医院院長 岡部誠之介

クレジットカード、各種電子マネー、楽天ペイ等を自費診療でご利用いただけるようになりました。
インターネット予約も行っています。

https://reserva.be/agaokabe/reserve?mode=service_staff&search_evt_no=22eJwzNzSwNAMAAxQBCA

下記のサイトでAGA(男性型脱毛症)のセルフチェックができます。
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posted by okabeiin at 10:52| 岡部医院

2018年08月17日

高齢者への睡眠薬投与(犬山市 内科 睡眠)

睡眠薬にもいろいろ種類はありますが中には依存性が高いもの、脱力作用のあるものがあります。高齢者でこれらの薬を何種類も飲んでいると明らかに転倒のリスクが増えます。

何となくボーっとしていると家族の人に指摘されて受診してよく調べてみる、ハルシオン、レンドルミン、リーゼ、コンスタンと四種類も睡眠薬、安定剤を飲んでいる方がいました。これだけ飲んでいれば私でも日中ボーっとして転倒してしまうでしょう。

また、90歳以上で認知機能低下、ベッド上での生活がほとんどの人に睡眠薬を通常量処方するなどは本当に必要な処方なのでしょうか。睡眠薬の副作用で認知機能低下、不穏になることがあります。

他にも眠れないからたくさん薬を飲むというのは間違っていると思います。睡眠時間は年齢とともに短くなり80歳ぐらいでは平均4,5時間です。熟睡感も若いときと比べると物足りないかもしれません。これは生理現象なのでそれを薬で無理に眠らせるのは間違っていると考えます。今は依存性の少ない薬、転倒の危険の少ない薬も多く出ていますのでそういった薬を選択した方がよいでしょう。

また、自分が健康、良い睡眠のためにやれることをやっていますか?
禁煙、節酒(アルコールは睡眠の質を悪くします)、適度な運動、寝る前に食事を食べない、寝る前に携帯、パソコンは控える、電気は暗くするなど。良い睡眠のための準備もとても重要です。
岡部医院院長 岡部誠之介
posted by okabeiin at 16:03| 岡部医院